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松井秀喜が37歳の誕生日を迎えた。
お決まりの日本のマスコミによる特大ケーキの良し悪しはさておき、 松井への最高のバースデープレゼントは新指揮官メルビンからの信頼だろう。 ほんの4日前までは暗鬱なバースデーになりそうだったが、 ゲレン監督が解任になり新指揮官メルビン就任で一変した。 二人ともファースト・ネームがBobだから‘Fire Bob & Hire Bob’ということになった訳だが、 松井にとってはまさに‘捨てるBobあれば拾うBobあり’の展開になった。 勿論前者がGerenで後者がMelvinだ。 出場機会、つまりは期待と信頼に天と地ほどの差がある。 メルビンは相手投手が左だろうが右だろうがレギュラーのDHとして起用することを明言し、 打順も当面は3番に固定する方針だ。 インター・リーグでの守備機会の可能性にも言及している。 ファンとしてもこの‘大盤振る舞い’には若干気圧されてしまいそうになるが、 松井に大きなチャンスが与えられたことは素直に嬉しい。 下手をすると飼殺しのまま何となくフェイド・アウトしていく可能性があったのが、 こうしてメジャー・リーガーとしての今の実力をしっかりと試すことができるからだ。 メルビンになって何とか4試合連続で打点は記録しているが、 名実ともに‘最低限の仕事’をしているだけで、期待に応えているとは言い難い。 ヤンキース時代は‘Birthday boy Hideki Matsui’と呼ばれグランドスラムをはじめ 大仕事をしていたが今日は不発に終わった。 チームも接戦にはするものの勝ちきれない。 期待が大きく信頼が厚い分、それらが裏切られた時の反動は修復不能になる可能性が高い。 実際今後どうなるのか考えると私のような小心者のペシミストには堪えられない‘重圧’だが、 松井秀喜にはそんなプレッシャーに委縮することなく遺憾なく力を発揮して欲しい。 ところでメルビンの誕生日のお返しは何がいいか。 その頃もまだチームが野球をしていることが最高のプレゼントになるが、 自慢の投手陣にこれだけ故障者が続出の今のチーム状態だと残念ながらかなり非現実的だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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