2015/08/17(月)20:32
日本女子カーリングの顏はやっぱり小笠原(旧姓小野寺)~ソチ五輪ダラダラ観戦の目玉~
2006年のトリノ五輪でカーリングにはまった。
当時のブログを読み返すと気合の入り方が半端ないのがわかる。
氷上のチェス、カーリングを‘堪能’する‘美女たち’の‘表情’を‘評定’する
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チーム青森の個性的な面々、カーリング精神を教えてくれた小林宏氏、
そしてカーリングブームの‘燃料役’として見事なヒールを演じた武田薫氏。
新しい世界に引き込まれた。
2010年のバンクーバーではそれなりには観戦したが実はそれほど熱中できなかった。
そして今回のソチ五輪。
出場をかけた世界最終予選、そこに日本代表で現れたメンバーに小笠原(旧姓小野寺)
と船山(旧姓林)の姿があった。
松井引退後、あらゆるスポーツ観戦でどこか冷めていた私だが久々に集中した。
結果最終戦で、五輪出場の最終切符を手にした。
よっしゃ、これでソチ五輪ダラダラ観戦の目玉ができた・・・(^.^)
冬季五輪の種目は極めて短期決戦、何十秒から数分で決着がつくものが多い。
そんな中、カーリングは‘ダラダラ’とやってくれる。
おまけに予選だけで9試合は保証されている。
決勝トーナメントへの進出はならなかったが、最終戦までその可能性を残していたから、
心底堪能できた。
私は真のカーリングファンではないと思う。
小野寺と林さんのいるチームがオリンピックでプレイしていると
異様に応援したくなる。
トリノで虜になった時の‘初恋’をずっと引きずっている感じだ。
幼馴染の女の子に対してそうであるように、ふたりは旧姓で呼びたくなる。
小野寺は呼び捨て、林さんは‘さん付け’でね。
小野寺の持つ‘乱高下’の世界が面白い。
イージーミスもするがスーパーショットも決める。
彼女の色に影響されてチームの勝敗もしかりだ。
格下相手に取りこぼすが逆に格上相手に勝利したり、善戦したりする。
今大会もアメリカや韓国に負けて、スイスと中国には勝った。
予選全勝のカナダにも善戦した。
情緒面でも彼女は不安定だ。
大泣きもするし、カメラ目線で笑顔も見せる。
自嘲的な表情をしたかと思うと、ミスをしてもケロッとしている。
一方、林さんはブレが少なくステディな印象が強い。
サードとしてやんちゃなスキップをサポートするにはまさに適役だ。
私は自分の強い思いが入ったスポーツ観戦では往々にして殺気立つ。
チーム戦なら戦犯探しもする。
ところがカーリングに関しては実に優しい気持ちで臨めるのだ。
勝てば喜び、負けてもめげない。
ミスを責めることもない。
9試合で4勝5敗。
勝った時の喜びは2倍だから、3勝6敗で‘チャラ’だと思っていたが、
結果‘プラス3’になった。
かみさん曰くいつもそのスタンスで人生を送っていたら、
周りの人間がどれだけ楽かと・・・(^.^)
まあ、そう言われるとついいつもの私に戻りたくなる訳で・・・・。
‘カーママ’なんて使っているメディアのセンスは救いがたい。
スイス戦で実況したフジの塩原氏は勉強するか辞退しなさい。
ネット上でふたりの高校時代の写真を発見。
今は林さんが‘圧勝’だが、これなら小野寺も十分にアリだね・・・(^.^)