Red Book of Northmarch

え～、昨日の続き続き、っと・・・

実は『アイランド』、予告は3回くらい見てました。で、一言言いたい事がぞざいます。・・・予告でネタバレしすぎじゃないですかい？『実は臓器提供のクローンで・・・』って、最初に言って良かったんかい。ま、でもワクワク、どうなっちゃうんだろ？見なきゃ！っていう気にはなります、はい。でもストーリーの大筋しゃべっちゃってるから、もっと『真実を知ってしまったものの悲哀』とか掘り下げてください、監督。それは予告には罪はないわけですが。

でもさ、逃げるのがメインの映画みたいで・・・。最初の施設内のビジュアル・描き方はよかった。
てかショーン・ビーン！あなたまた悪役ですか！でもめがね・ストライプスーツのインテリ・ファッションがまた素敵ですよ～。



チラシで、世界で最も無垢な魂とは言っても、真相を知り外界に出てからは生きるためならなんだってする。トラックの積荷を落として追手の車だけでなく一般市民の車まで次々クラッシュ。容赦なく殴るし、ヘリでビルに突っ込んでいったりもする。
爆発、炎上、破壊のオンパレード。こういう映画は、確かに善悪の境界ははっきりしている。だけど、それが善だからといって破壊シーンを見て素直にワクワクできなくなってくるのも確か。臓器を得るためだけに生み出されたクローンが、じゃぁどうするのか？逃げて、オリジナルに会っちゃって、『みんなを解放しよう!』って、それからが見えてこないし、描かれていないのが残念。

ユアン、スカーレットの演技は良かった（と思う）。