羨ましいような複雑な。。。
私の通っている病院の外科では診察室の手前に小さい部屋が1つあり、乳腺外来の日にはエコーが置かれています。(地下にちゃんとしたエコー室はあります)外の待合室から中待合に呼ばれると、ちょうどその部屋の前で待つことになるので、多少中の会話が聞こえてくるんですね。先日中待合で待っていると、どうもしこりを見つけて診察に来た女性がエコーをやっている様子。きっととても不安だったのでしょう、先生にいろいろ質問していましたが、念のため細胞診はするけれどまず悪性ではないだろう、みたいな内容が聞こえてきましたしばらくして、スッキリした顔の女性が嬉しそうに出て行きましたそれを見てふと思い出しましたが、私はそこに入ったことがないんです触診してすぐに、まず間違いなく悪性だろうとの診断で転移の検査などへ送り出されてしまったので。胸のエコーも地下で念入りにされたし。だからその小部屋でちょっと見てみよう、というのは無かったんです考えてもしょうがないことですが、ふっと「何で私は悪性だったんだろう・・・」と正直思ってしまいました私だけではなく、たくさんの人が同じ病気に苦しみ闘っているのは理解しているんですよ、もちろん。でも、理解と別のところで普段は考えないようにしている感情が久しぶりに出てきてしまったようです何とも言えない複雑な気持ちでした(^^;)今日読んだ本:●「スイカの丸かじり 丸かじりシリーズ12」 東海林さだお