2010/05/29(土)21:16
ダービーを考える(その4)02番レーヴドリアン
松田博資厩舎の馬は、強い追込み馬が多い。アドマイヤオーラ、ブエナビスタなど
この馬も追い込み。専用の調教メニューがあるのかな?
過去3戦を振り返ります。
10/02/14京都 きさらぎ賞(G3)芝1800 良 藤岡佑介 56 11番 1人気 2着
前47.6-後48.2 ▼4-▼3-△4平坦戦
下げて最後方追走。4角外に出すと前とは離れた最後方のまま。そこから馬場の
真ん中を豪快に上がってくるが、わずかに勝ち馬に届かず2着。
最後の脚はすばらしい。パワーもありそうなので中山も向いているのでは
ないか。後方脚質がどうかと思うが、この馬も楽しみ
10/04/18中山 皐月賞(G1)芝2000 稍 藤岡佑介 57 14番 9人気 9着
前60.1-後60.7 ▼2-▼3-△2平坦戦
スタート押すが全く行かず^^;。後方2番手追走。4角外に出すと直線では
後ろから2番目のまま。万事休すだが、追込みの脚はなかなか見どころがあった。
この馬に合った条件が必要だが、ハマると爆発するかもしれない。
10/05/08京都 京都新聞杯(G2)芝2200 良 藤岡佑介 56 1番 1人気 3着
前59.9-後59.6 ▼4-▼2-△0平坦戦
スタートで押してみたが行かないので、後方追走。3角手前から差を詰めるが
4角でもまだ後方。直線外に出すと最後は上がり最速で来たが前に届かず。
追い込む脚は確かだが、この競馬は取りこぼしが出てしまう。直線で左右に
ブレていたので、まだ真っすぐ走ることに慣れていない感じ。
力はあるけど馬券的には難しい馬。
【レーヴドリアンの競馬】
スタートでは前に行かないので後方からの競馬。4角でもまだ後方で直線外に
出して末脚勝負。
【レーヴドリアンの死角】
最後の脚にかける競馬になるので、一般的な追込み馬の死角が全てハマる。
前残りの馬場に弱い、前との差がつき過ぎると最速の上がりでも届かない、
直線で外に出すのに手間取ると前に届かない・・・など。
力はあるのだが、展開がハマらないと厳しい。
【ダービーに向けて】
内枠を引いたので、なんとか中団くらいにはつけて、上手く直線外に出すと
いった前提事項がつくが、馬場が差し有利であれば長い直線で一気に前を
飲み込むことも可能だが・・・
面白いのは、前3走ともにラップギアでは平坦戦。この馬は瞬発戦でこそ末脚が
生きる。ダービーは瞬発戦になるので、スローの末脚勝負になれば面白い。