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カテゴリ:生きる
私が始めて過換気症候群を引き起こしたのは、夫との喧嘩の最中だった。
自分の想いが夫へ届かないことで、精神的に爆発してしまったものと思われる。 言い合いの最中、徐々に発言の中の『文節』が多くなる。 一気に話す事ができないのだ。 こんな状態でも、夫は言い返してくる。 なので、負けずに言いたくなる・・・ 悪循環だった。 ついに、喋ることが出来ない状態になり、 やっと夫は私の異変に気が付いた。 私の身を案じ、声を掛けるが返事は出来ない。 始め、喘息の発作が起こったと思った。 小児喘息を持っていたからだ。 だが、今回は様子が違う。 喘息時には咳が出て背中が痛くなるが、それは全くなかった。 もしや過換気? 病名や症状、対処法は知っていた。 それならと、直ぐに布団を被って、吐いた息を吸った。 それからというもの、しばしば過換気が起こるようになった。 TVを見ている最中におこってくるのだ。 戦争映画や暴力シーン、女性への暴行etc。 私が「苦しい・・・」と言っても、夫は「所詮、映画だよ!」という調子。 やむなく私は寝室へ逃げ、また自分の吐いた息を吸っている。 私にとって暴力はフラッシュバックを起してしまうのだ。 (これについては別の機会に記載します) それにしても、最近の映画やニュースで残酷な話題が多い・・・ 見聞きするたびに「苦しい・・・」と感じるのは私だけではない筈だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.30 15:20:56
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