ナがために鐘はなる・なんの役にもたたないけれど

2016/09/20(火)09:30

最近読んだ本9月、10月

本(49)

 「タカラヅカ流世界史」 タカラヅカ流世界史 / 著:中本千晶 (新品) 最近出た本ですけどね。おもしろいですよ~。 著者の中本さんは、現在はフリーライターで宝塚ファンであるので、宝塚に関する著書もあり、 早稲田でも講座を持っておられるようですし、以前テレビでもお見かけしました。 頭脳明晰、かつ宝塚に愛があるので、とっても面白く読めます。 「テストに出る実在の人物」「実在するけど、テストには出ない人物」 「実在しないので絶対出ない人物」だったかな? (今、貸し出し中なので手元に本がないので正確ではありません) も笑えるけど、 登場人物による、その時代の解説っていうのうまい! それに年表がついてるのも嬉しい 私、年表見るのが好きなんで。 まあでも、「テスト勉強にもなって、子供にも読ませます!」なんて コメントもどこぞで見かけたけど、それは多分シャレだから(笑) 挿絵の方も、市芸出身の宝塚ファンの牧さんという作家の方で、 こちらもかわいくて、かつ笑える^^ 「地を這う虫」 【中古】 地を這う虫 / 高村薫 こちらはもう10年以上前に読んだ本ですが、 Wちゃんに貸して、戻ってきたのをまた読んでしまいました。 やっぱりすごい高村薫さま。 短編集なんで、「地を這う虫」そのものは最後のお話で、 私が今回注目したのは、「父の来た道」。 とある大物政治家の運転手をしている主人公の話なんだけど、 ここに出てくる大物政治家の様子を見てると、 高村薫のその後の「新リア王」とかの「晴子情歌」を思い出す。 「ぼくらの近代建築デラックス!」 【送料無料】ぼくらの近代建築デラックス! [ 万城目学 ] これ読んでたら、いろいろ行ってみたくなる。 京都のところだったら、琵琶湖疏水の大正天皇を迎えるためにだけつくられた建物。 実際天皇は、こちらのほうからは来られなかったというんけど・・・。 京都に関する万城目さんのコメントがさすが! そう、そう、そうだと思いますと納得でしたわ^^。      今読んでるのは、 「短劇」  【中古】文庫 短劇【10P18Oct13】【画】【中古】afb 「半藤一利と宮崎駿の腰抜け愛国談義」 半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義 文春ジブリ文庫 / 半藤一利 ハンドウカズトシ 【文庫】

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