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ナがために鐘はなる・なんの役にもたたないけれど

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2017年09月06日
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カテゴリ:宝塚歌劇


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ふふふ。
待ちに待った、マグノリアホールでのトーク&ソングということで、8月31日の昼、
池田まで行ってまいりました。

ヤンさんは、私にとってスター中のスター。本当に大好きです。
ファンになったスターさんは何人かいますけど、
春野さんももちろん大好きだし、素晴らしくて、ときめく男役だったんだけど、
ヤンさんは特別です。

といって、宝塚のトップ時代はそんなに見に行ってないんですよね。
なんせ第一子の出産、乳児期でしたから。
それでもなお、というところであります。


そんなヤンさんが、逸翁美術館内にあるマグノリアホールという
小さな、手の届くような(届きませんが)ホールに
さらっと美しい姿であらわれて、
かわいらしい、相手役だったみはるちゃんとともに
トーク&ソングを繰り広げてくれました。

司会は、マグノリアホール支配人の元星組の朝峰ひかりさん。

「小林一三が愛したタカラジェンヌ」というシリーズなので、
小林一三翁の写真が最初にたくさんスライドで紹介されて、
それを見ながらトークということで始まりました。

私が見た回での話では、

・長崎県出身のヤンさんは、ファンだった高校時代、ファンの人が周りにおらず、
宝塚の話をするのはバレエ教室のお友達だけだった、友の会というのがあると知って会員になった、
「A会員、B会員」という懐かしい話題も。『歌劇』がたまりすぎてなんて話も。
小林一三先生のお名前は、宝塚の本などを読んでいるうちに必ず出てくる創立者だということは
知っていたということでした。

・一三さんが写っている、大劇場での舞台稽古のときのある写真を見て、
「タモ(愛華みれさん)がいる」(笑)--違うんだけど、日本物の羽二重の頭の
大昔のだれか生徒さん、確かにタモさん、そっくりでした。

あと、いろいろあったけど、何だったっけー。

歌はそのあと、「心の旅路」から主題歌など2曲。
この「心の旅路」「ワンタッチオブビーナス」は著作権の関係で映像化されていない。
見たかったなあ。今でも見たい。
「心の旅路」は、ヤンさんもやりたかったそうで、特にヒロインをやりたかったそうで(笑)
それはだめって演出家に言われたとか、今の花組トップの明日海さんに話したらとても興味を持ってくれて、映画のビデオを貸したとかの話も。

みはるちゃんは「ワンタッチオブビーナス」が大好きだそうで、
スクリーンにそのポスターが映し出されていたけれども、
原作はクルト・ワイルなんだね。おもしろそう!
コメディだったそう。

映し出されたポスターを見ながら、歌を聴いたり、話を聞いていると、
宝塚をずっと好きだったこと、楽しみに楽しみに見に行っていたことが
本当に自分にとって財産だなと思えます。

美しくて、きらきらで、歌や踊りがあって、そういうのが好きだから
というだけではなくて、
人間の良さみたいなものを純粋に、
ばかみたいに(ほめてます)まじめに、
裏では大の大人が大金をかけて、
だけど軽やかにやっているのが、
そこに青春をかけてやっているのが
好きだったんだなーと
改めて思った。もちろん美しい人が。

次の歌は何だったかな。

サヨナラ公演の「哀しみのコルドバ」から、2人のデュエットだったかな。
これも良かったです。
たたみかけるような感じが、追いつめられた2人の気持ちをあらわしていて
とても好きな曲です。

「ディーン」もあった。みはるちゃんの歌。
ヤンさんは、あまり好きではなかったジェームスディーンだったけど、
演じて、自分と共通点を見出したという話でした。
パーティが嫌いとか。

あとは、最後のバウ「LAST DANCE」の主題歌。
サヨナラ公演のときに阪神大震災があって、公演が中止に。
そして、バウ「LAST DANCE」は2月何日かから上演されたけれども、
作演出の正塚先生の脚本が、いつも以上におくれたと。
掛け合いのセリフがぎりぎりまで書けなかったとか、
主題歌の歌詞も舞台稽古のときできなかったとか、「ららら」で歌っていいとか言われたとか。
そんなこと言われても恥をかくのはこっちだから!と言ったとか。

朝峰さんが、「(震災のショックで)精神的に書けるような状態じゃなかったんですね」と
言っていたけれども、そのときの劇団のみなさんの緊張感、ショックなどが
改めて想像できて、本当に本当に大変なことだったと感じました。

そういう話の後に、「LAST DANCE」の主題歌を聴くと、
歌詞の言葉もしっかりと耳に入ってきて、しみじみとした気持ちになりました。

ロンドン公演の話もありました。
帰国直後の東京での「ブラックジャック」の話もありました。
黒マントと正塚先生との逸話。ヤンさんの再現がおもしろくて、受けましたね。


ほかにもいろんな話があったけれども、
最後の最後は、「スミレの花咲くころ」をご一緒に~ということで、
ヤンさんが下のパートを歌うの聴きながら歌うのは、恍惚でありました。


スタンウェイの中でも珍しいバージョンで、装飾も美しいピアノは
優子先生いわく「ワイルド」だそうですが、
確かに温かい、人を包むような音色だと思いました。

楽しいひと時でした。





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Last updated  2017年09月07日 06時48分01秒
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京野なすけ@ Re[1]:最近読んだ本・読む本(12/06) ぶどう^_^さんへ 『ヅカメン』は、宝塚の…
ぶどう^_^@ Re:最近読んだ本・読む本(12/06) どれも読んだことない。 面白そうです😉 …
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