カテゴリ:ミュージカル・演劇
今週は、冷え冷えの、この時期らしいといえばそうで、季節を思い出したともいえる一週間でした。
14日はドラマシティで、安寿ミラ「40周年アニバーサリー・FEMALE15」 17日は彦根文化プラザで、こまつ座の「私はだれでしょう」を見ました。 とちらも本当に満足😊 あとはこもって仕事してましたが、 週に2つ見たら、 さすがに吹っ飛びます、もやもやも、 疲れも。 ![]() 夕方の彦根。 ![]() 夜の彦根。南彦根駅、初めて降りました。 暗くて、何にもわかりません。 安土を越えたら雪が積もってました。 しかし、一年早い。 つい、昨年の今頃はと思い返してみる。 ああ、あの頃、妹はもうとてもしんどい時だったな、それでもものすごく頑張ってたな、 もっと一緒にいてあげたり、してあげればよかったなと思うばかり。 あの頃、 妹と「スカーレット」を楽しみに見ていて、 妹としては、ドラマは途中になってしまったけど、 まあ、武志の話のところは、妹は見ることがなかったのは辛くなくて良かったのかもしれないと思いながら、 私は全部見た。 あのとき、きみちゃんが武志に、「お母ちゃんが絶対なんとかしたる、治したるし」と言って、武志は悲しそうな、なんとも言えない顔をしてたんだけど、 その時、私は、きみちゃん、その言葉はある種傲慢やで、何もわかってない言葉やでと思ったんですよ。 きみちゃん自身が自分の戸惑い、辛さのために言ってる言葉ですからね。 それを同僚に会った時、話ししてて、 同僚は黙って聞いてくれてました。 後になって、ドラマの終わりの方で きみちゃんは、自分のあの言葉は間違ってた と言うんです。 同僚は、そのセリフを聞いた時、 私の感想を思い出して、 私のその時の思いを想像したそうです。 ありがたいことです🥲 今期の「おちょやん」で、 この前、歌舞伎役者の早川延四郎さんと、おかみさんのお別れのところ、 延四郎さんの、皺がいっぱいの泣き笑いの顔、あれは、もちろんおかみさんのことも含めて、過ぎてしまった日々、生へのいとしさ 、離れがたい思いのように思えた。 恋の思いだけじゃなくね。 その後の、女優の百合子さんの 「カチューシャ可愛や」を歌いながら、 道頓堀を一つ一つ見納めるかのように 見ているところも、 過ぎ去る日々への別れでした。 百合子さんの場合、まだ人生は続くけど。 でも、 時は過ぎてゆく、 そこに思いは残るというのを 感じるこの頃。
[ミュージカル・演劇] カテゴリの最新記事
|
|