2021/02/20(土)09:50
坂本城趾公園・西教寺
『麒麟がくる』の最終回が放送された、
最初の休日、いい天気だし、暖かいしというので、坂本城趾公園に行ってみました。
本丸があったところは、公園よりやや北側のようですが、お城の端だったところらしいので、ほぼ同じと思って。
光秀が見た琵琶湖と同じ景色かあーーと改めて感じ入れるくらい、
穏やかで、自然な感じで良いです。
少し南側に見えるこの鳥居は、日吉大社の山王鳥居だそうです。
4月の山王祭では、7基の山王神輿が琵琶湖上を唐崎神社まで渡るそうです。
日吉大社でお神輿が飾ってあるのを見たなあ。また、山王祭の様子は、夕方の滋賀のニュースで毎年見ます。京都の下鴨神社と関わりが深いんですよね、たしか。
周辺はこんな感じにきれいに整備されていますが、そんなに人工的にも感じられないのがいいです。
この後、西教寺に行きました。
明智家の人々のお墓もあったり、
ゆかりのお寺ですが、
すごく立派な、大きい天台宗のお寺。
本堂とかお寺の中に入る前の
塔頭というか宿坊のようなところで、
大河の展示もあります。
500円だったかな。
衣装とか、温石や爪を入れたきれいな入れ物という小道具もありました。
鉄砲とかね。
長谷川さんのサインもありましたが、
それは撮影禁止。
ここは入ったら、大河のテーマ曲が鳴ってるので、来た人たちは、なんか喜んでる感じでしたよ。近江での戦やお城のこと、煕子とのこと中心のドラマ関連でしたね。
(ここと比べると、信楽でやってた『スカーレット』のドラマ展の充実ぶりがわかります。あれは甲賀市がかなり力とお金をかけてるんですね、きっと。観覧無料でしたしね。
大河のほうには、大人の事情がたくさんあるんだろうなと)
かなり広いお寺の中。
まず、靴を脱いで、本堂や客殿などを
見せてもらいます。
客殿は、重要文化財になっていて、
桃山時代の襖絵など吹きっさらしにできないので、ガラス越しに見るだけです。
一番奥の良いお部屋は、のちに秀吉が来たときに使われたお部屋だとか。
急な山を身近に感じられて驚きもある庭。
ずっと回ったところにある別の庭。
お寺の中の部屋でも、
光秀や近江の城の説明展示がありました。
他に、古文書も。
光秀が比叡山の焼き討ちの後、死んだ家来を弔ったとき、当時の普通では、光秀クラスの人からしたら家臣には入らないような、他数名みたいな書き方でよいところを、ちゃんと弔いの品を用意して、立場も記していたり、字も含めて、光秀の几帳面さ、誠実さがわかります。
正親町天皇の綸旨をパネルにしたものの写真😅も並べてあって、なかなか個性の強い人の字だなと感じました。
一番景色が良いと言われるところ。
桜の時に見てみたいですねーー。
この後、聖衆来迎寺というところへ。
この表門は、坂本城の門を移築したものだそうですよ。
西教寺に比べると、誰も来てなかった😅
でも、なかなか良い雰囲気のところ。
今回は、車で行ったのですが、
電車、バスでも行けないことはないです。
坂本城趾は、ジェイアールの駅から徒歩20分、西教寺は、ジェイアールの駅・京阪の駅からバスがあるし、
京阪の駅からだと、坂本の風情ある街並みを歩きながら行くのも楽しい。
「びわ湖大津光秀大博覧会」という大津観光協会のパンフをもらって、見ているのですが、
私は今度は、滋賀院門跡と旧竹林院に行こうかな。
あと、桜の時に、
大津市歴史博物館にまた行こうかな
と思っています。
こちらは三井寺の近く。
そうだ、行く途中、
宇佐山トンネルを通りました!
この上は宇佐山なんだなと思いながら。