ナがために鐘はなる・なんの役にもたたないけれど

暖かいこの頃。
黄色いラッパ水仙や白のスノードロップも咲きそろい、桜も２つくらい開いてるのを今朝、見ました。




これは今週初めの京都。


なんだか忙しく、家にこもって仕事ばかり。
実家の母にお菓子とか荷物を送った、
宝塚のチケット当選したり、梅芸エリザアニバーサリーは抽選外れたり、
昨日は久々にジムに行った。
行ってる暇がないと思うくらいだったんだけど、さっと帰ってくるなら
行けるかなという気はした^^；　
プログラムに時間を合わせて１時間近くとなると、面倒なんですよねー。
でも運動不足で体、かたくなるので・・・。

ああ、今週は、
「おちょやん」をまたもや、固唾を飲んで見て、
いろいろ考えた。
許せるはずはないけど、許さないままだと今後の人生が重い、
彼にもいろんな思いがあった、愛嬌のあるところもあった。
死を迎えつつあると知ると、
周りの人たちもいろんなそれぞれの思いを抱くというのも当然だろう、
とはいえ、あの父親が許されて終わりとなるのは物足りないはず。
どうするんだ・・・と思ってたら、
うまい着地点にしたなと思って。

許さなくていい、あの父親の妻代わりをしてやる必要もない、
畳の上で幸せに死なせてやる必要もない、
でも、千代ちゃんは、これから幸せに生きていかなきゃって
ことなんですよね。
結石が、千代ちゃんのおなかから出たのか、消えたのか、
わからないけど・・・。

それにしても、杉咲花ちゃんの演技はすばらしい。
ものすごく目を動かしてるわけでもないのに、
相手の言葉を聞いて感情が変わるところがよく伝わるし、
すごいなあと思って。
（口もよく回るし。）


それはそれとして、
あさイチのゲストの勘九郎が感極まってたということに、
みんな、すごく反応するんだなと思って。

「そうなんだ、勘九郎さんは惹きつけられて見ていたんだ^^」
と微笑ましく？思うのは私も同感だけど、

なんとなく、「有名な人がほめてたから」ということが
自分の思いや行動を左右する、決めるというのは
ちょっとなあ・・・と感じるんですよね。

知らなかったのできっかけにする、ということはわかるんです。
そんなに言うんだったら一回見てみよう、とかね。

でも、有名な人が評価したから安心、
ということにつながっていくのは、私としては好きじゃない。

何でもそうなんですけどね・・・
有名な人、みんなが評価したカードを自分の人生でたくさん集めたら、
それで自分も評価されてるって思って満足するのは、
ちょっと足りなくない？　浅くない？

やっぱり、「おもろく」ありたい。