台北思い出し・その他
昨年2019年11月の台北旅行。
ものすごく久々の海外旅行で、
楽しかったんだけど、
知人たちが言ってたように、
雰囲気が日本と似てるっていうのは
ホントそうだなあと思った。
街のちょっとしたところ、
例えばオフィスビルの入り口のところとか、
駅のそばの陸橋とか、色々がそれぞれ。
人も、だいたい「こんな感じの人たち」はこんな感じっていうのが似てた。
通りすがりだけどね。
例えば、小さい子を連れた、ママ友たちとお父さんのいない土曜日のランチの若いお母さんとか、
理系の大学前のバス停から乗る学生とか、
アニメとかコスプレ好きの子たちとか、
私くらいの年代の奥さんが友達とお茶してるとか、役所の建物の外で休憩してる役人のおじさんとか、海辺の働くおじさんとか、
スタバでパソコン広げてる、何の仕事かはわからないけど、なんか頑張ってる雰囲気の若い兄さんとか、
お洒落なショップのお姉さんとか、
お店のバイトの店員とか、
ホテルの人とか、
それぞれが醸し出す雰囲気は同じだなあと思って。
服の組み合わせとか色合いも、
日本のそれぞれの属性と同じように感じた。
中国本土の人とか韓国の人は、
言葉を発しなくてもだいたいわかる。
服の組み合わせとか色合いや顔の雰囲気で。
台湾の人はわからない。
だけど、言葉がわからない!
そのギャップにちょっとクラクラするのが
おもしろくて、惹かれるのかなと思った。
すごく懐かしい感じがしたり、馴染みのある感じがしたりするのに、
字が読めない、言葉がわからない。
そして、食べものも、似てるようで、知ってるようで、バラエティ豊かで、奥深く、知らないものが豊富にある。
似てるようで違うなと思ったのが、
高校や塾の宣伝に、〇〇大学合格者数とか載せた垂れ幕とか看板が出ていて、
高校の門のところに張りだしてるのは、
日本だと高校総体くらいで、大学合格者氏名や顔写真はないなーと思ってたのですが、
何が違うって、多分、看板の字の大きさ!
合格者数に限らず、どの看板も字が大きい。
帰国後、はるかで大阪駅を通過した時に見た梅田のビル街、上品だなと思ったもん。看板が目立たなくて。
☝︎これ、すごくないですか?
どういう状態になってるのかわからないけど、笑える。よく育つんだね。
植物を飾ってる窓辺や屋上は多かったように思うけど。
そういえば、屋上屋をつけてるのを
かなり見たような気がする。
「屋上屋をつける」という言い回しは、
日本語と同じ意味では使えないなと思った。
旅先の開放感があるんだろうし、
私が言葉を使えない分、理解できていない
(言葉がわかっても理解できない、ってことはよくある話ではあるが)
歴史的な事情や地層があるんだろうけど、
日本と比べて、どことなくおおらかな気がする。
そういえば、台湾で思い出したこと。
⭐︎70年代後半かな、80年代かな、
父はよく台湾に仕事で行っていた。
貿易の仕事なんだけど、税関なのか、他の役所なのか知らないけど、役人がお茶ばっかり飲んでて仕事してくれない、お茶を飲む湯呑みに蓋がついてて、蓋をずらして一日中飲んでる。お茶の時間だから待てと言われて、手続きをしてくれないみたいな文句を言ってた。
改革前の話ですよね・・・
⭐︎また、85年ころかな、
大学の友人で、台湾大好き!な人がいた。
その人は、テレサテンが大好きで、
中国語講座をビデオにとって勉強してた。
何度も当時、台湾に旅行してたけど、
彼女、今、どうしてるかなあ。
もっと話を聞いておけばよかった。
というか、今、話を聞きたい。
軽くは聞いてたんだけど、その頃、私は別に興味なかったからね。
大学の時の長期休暇中に彼女からもらった手紙を先日、見つけて、読んでみると、
田舎の実家に帰省中で、文化的なものが何もなくて悲しい、辛いって書いてあって、
ちょっと胸キュンになった。
⭐︎5年ほど前かな、
京都のレティシア書房で店主のおじさんが、
台湾からのお客さんが、画集とか写真集をいっぱい買っていったって言ってた。
興味あるんやなあなんて言ったはったなあ。
ということで、暇なのでつらつら思い出し日記なのでした。
この建物、前にも載せましたが
いいよなあとつくづく思うので、再掲。
なんかアニメに出てきそうな形の建物ですね。