病気のこと その2最近わかったこと。自分は小さい頃から病気だったらしいということ。 昔から、風邪を引きやすくて体力のない子供だった。 夏休みには毎日鼻血を出して、「どうやったら鼻血が止まるか」というテーマで、ご近所さんの頭を悩ませた。 いつも顔色が悪く、食べても食べても痩せていた。 風邪をひいたら、腹筋が筋肉痛になるまで咳が出た。 冷たい牛乳は、今でも飲めない。(お腹こわすから) いろんな症状が出てはいたのだけど、大人になるまで特に何にも言われず、単に体の弱い子として「気合が足らん」とか言われながら育った。 が。 先天性の「ぜんそく」であることが、20歳にしてようやく判明し、それから今に至るまで、数々の病気が判明した。 ぜんそくだと診断された時は、医師に「いままでつらかったでしょう?よく生きてこれましたね」と言われた。 腹筋が痛くなるほどの咳、そして喉がヒューヒュー言って息苦しくなる・・・これは普通のことだと思っていた。だって今までどんなに苦しくても、「ただの風邪」であって、「我慢しなさい」で済んでいたのだから。 しかし、頑固にも、母は納得しなかった。 「都会に出たから病気になった」の一点張り。 まぁいいやとあきらめて、そのまま福岡に居座った私に、次々と新たな病気が言い渡される。 そしてどこでも同じように言われるのだ。 「今まで何も診断されなかったんですか?」 ・・・地元の病院を、ちょっと疑っちゃう。 妹の血液型、20年間も間違って表記されてたしねぇ・・・。 で。 今や私は立派な「病気」の人になっちゃったわけだ。 うぅむ。 とりあえず、最近判明した血液の病気について、ちょっと書いておこう。 <鉄欠乏性貧血> 女性にはとても多いらしい、貧血。男性よりも血液を補充しにくい体だから、仕方ないらしいが。 鉄欠乏性貧血というのは、その名の通り、血液の中の鉄分が少なく、赤血球が小さくなってしまい、栄養分をきちんと体内に吸収できない病気。 血液濃度が薄いので、例えて言うなら水で倍に薄めたトマトジュースみたいになっちゃった血液が体を廻っているようなことになっているのだ。 しかもやっかいなことに、この病気の場合、食事療法は駄目なのである。 食事で鉄分を補おうとすると、毎日レバーを1キロ食べなきゃいけない計算になるらしい。それは無理。 なので、サプリメントのようなもので毎日鉄分を摂取していかなくてはならないのだ。(病院で処方されるものは市販のものより鉄分が多くて吸収されやすい) しかも問題点がもうひとつ。鉄分を多く摂取すると、副作用が出てしまうのだ。 これは体質に左右され、人によっては大丈夫な人もいるみたいなのだが、私は元来がアレルギー体質なので、何かの過剰な摂取には、敏感に反応する。 副作用としては、めまい、吐き気、鼻血などがあるようだ。 私は全部あてはまるので、鉄分を摂取すると具合が悪くなる。 でもこれは治療の一環なので、我慢しなくちゃいけないのだ。 うぅむ。やっかいだ。 健康な血液になれば、免疫力も上がり、アレルギー症状も多少おさまり、健康にかなり近い体になれるのだから・・・頑張らねば。 血液って、大事なんだなぁとしみじみ。 血液が薄く抵抗力が弱いので、いろんな病気にアホみたいにかかってしまい、しかも長引く。 民間療法では治らない。血を濃くせねば、意味がないのだ。 あんまり肉を食べない私には、ちょっと耳の痛い話。 鉄分摂取、みなさんも気をつけましょう! 昔、献血に行ったら、「あなたは人にあげてる場合じゃない。だれかにもらいなさい」と言われたのがずっと疑問だったんだけど・・・今になって解決。 私も献血して、あんぱんとか牛乳とかもらえる日がくるのかしら。 簡単に、鉄欠乏性貧血の症状を書いておく。 気になったら病院で血液検査してもらってね。 ・食べ物や飲み物が気管に入ることが多くなった(むせる) ・特に体調が悪いわけでもないのに、胃液が戻ってくる ・食べ物が飲み込みにくい ・疲れやすい、常にだるい ・いつも顔色が悪い ・立ちくらみ、あまり長時間立っていられないことがある ・めまいが頻繁におきる ・風邪をひいたらなかなか治らない、何度も風邪をひく ・集中力が続かない ・冷え性がひどい ・あざが消えにくい ・むくみがひどい、又はいつもむくんでいる感じがする 思いつくのはこんなところ。 最近、やたら食事の時にむせるし、食べ物を飲み込みにくいことがあったりしたのだが、これも貧血からくる食道障害らしい。 「おかしいな?」と思ったら、早めに病院に行くことが第一。 放っておくと、大変なことになるんだよ。 ジャンル別一覧
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