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カテゴリ:読後感
「医龍」である。
作者の名前は忘れた。 スペリオールと言う青年コミック誌に連載のはずだから小学館の発行のはずだ。 白い巨塔ってあっただろ?あれは実写だったが、本作はコミックの表現特性をフルに活用した白い巨塔だな。 実に面白い。 悪役が魅力的な映画はヒットすると言う。 その伝で言うなら本作はヒットすべくしてヒットしたといえる。 大学病院に巣食う怪物どもの魅力的なこと・・・医者にしておくにはもったいないほどです。徹底したデイフォルメによって逆転したリアリズムを獲得するにいたっている、妖気を帯びた人物造形に成功しています。 物語りも私の好みに合っています。 大学病院の医局という「死」と闘う戦場で、善悪を超えて理想の為に(あるいは野望のため、権力欲のため)悪魔の瞳を覗き込む男女の群像劇。 良いね。 恥ずかしながら私は最近まで本作をしりませんでした(スペリオールにはムーンライトメイルと言う贔屓があるのにね^^;)たぶん今さら紹介することもないくらい有名作品なのでしょう。 読まれて無い方はぜひどうぞ^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 11, 2005 09:18:02 PM
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