第4話第4話☆true like a lie(嘘のような本当)「でも・・・・。」幸は言った。 「でも何・・・?」涼が言った。 「私のことすきって本気で言ってる?」 「ゴメン!最近嘘告が多くて・・・。」幸が言った! 幸がメェルを送った直後幸の携帯がなった・・。 涼から電話だった! 幸はあわてて出た。 「本当に本当だよ!直接言った方が信じてもらえるっておもって。。。」 幸の耳に涼の後ろから他の男子の声とかざわめきが聞こえないから 本当だと思った。。。 「わかった。。。」 「返事はメェルでする・・・。」 「じゃぁ」幸と涼が言った。 電話を切った後幸が答えた。。。 「本気ならいいよ!!!!」幸が言った。 幸は自分の気持ちがわからなかった。由のことがすきなのか? 今告白された涼のことが好きになってしまったのか。 わからないけれど答えを出そうとしていなかった。 すぐに答えなんか見つからない・・・・ そんな気がしていたからだ。 なぜだか心臓がバクバクいっていた。 足はがたがた振るえ頭がボーとしていた・・・。 「マヂで??ありがと!」涼が言った! 「なんて呼べばいい?」涼が言った。 「幸でいいよっ!そっちはなんて呼べばいい?」幸が言った。 「涼でいいよ!」涼が言った! 「わかった。やっぱ呼び捨てで呼んだ方がいいよね。」幸が言った。 「幸は学校の帰り一緒に帰りたい??」涼が言った。 「帰りたいけれど帰る方向違うことない?何町?」幸が言った。 「南光町!」涼が言った。 「私は東栄町!やっぱり方向違うね。」幸が言った。 「まぁいいじゃん!心が通じあってれば!」 「なぁんちゃってね。俺はマヂで好きだから。。。」涼が言った。 「私も好きだよ。てか今日はそろそろ寝るね。おやすみ★★」幸が言った。 「おやすみ!」涼が言った。 幸は思った。〔これで良かったんだよね。。。〕 〔私は今日から涼の彼女!涼のことを本気で好きになろう! いつかきっとなれる。今もすきだもん!やさしいし・・・。〕 幸は本当は由から逃げていたわけでもない噂から逃げていたわけでもない ”自分”から逃げていたのだった。。。 〔ぁぁ~もうすぐ合唱コンクールだぁ。〕 幸は合唱コンクールの伴奏者だった。。。 そして今年は最後!みんなは張り切るだろうと思っていた! 幸の学校は伴奏者にも賞があった。 〔最優秀伴奏者賞がほしい!〕と思った。 歌う曲は 「一緒に・・・」 だっ。 ある日の音楽室での練習。その時は先生がいなかった。 一人の男子がリズムにあわせて大きい声で叫びはじめた。 「涼!涼!涼!・・・」それはうるさくてやんちゃな貴彦だった。 幸と涼が付き合ってることを知ったのだろう・・・。 幸は顔から火が出そうだった・・。 がたがた震えながらなんとか弾き終わった。 終わったあとに女の子から 「やっぱり付き合ってたんだっ!」 「うん・・・・!」幸は言った。 「いつから???」 「一週間ぐらい前かなぁ・・・。」幸が言った。 〔もうしょうがない。事実なんだから・・。 別にみんなに言ったっていいよねぇ・・・。 もちろん由の耳にも入った・・・・。〕 なんとなく由の耳には入ってほしくなかったけれども、、、、 続く・・・。 ジャンル別一覧
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