033491 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

☆Good Days☆

☆Good Days☆

第5話

第5話☆私の心の中は・・・。

幸と涼が付き合ったことを知った由は
いつもと変わらない様子だった。
誰も由の心の中はわからない!
幸にだって・・。
幸は自分の心の中さえわからなかった。
自分から逃げて自分を失っていた。
涼のことが好きなんだけれど・・・。
本当は好きじゃない!
でも幸は自分では涼のことがすきだと思っていた。
言い聞かせていたのかもしれない。
噂から逃げるため・自分から逃げるために・・・。
弱い自分を出していること。
それは幸も感じていた。

合唱コンクールの練習は朝・帰り・音楽の授業など・・・。
2組のみんなの頭の中は金賞をとることしかなかった。
みんなが精一杯練習していた。
幸だってみんなの歌に負けずとピアノの伴奏を練習した。
2組全員はまとまりもいい歌声もきれい★★
金賞候補にもあげられていた。
みんなで練習するとき幸の目は、
由にいっていた。やはり気になる様子。
でも私には涼がいる。
そんな思いでピアノを伴奏する。
やはり弾く人の気持ちはメロディに変わる。
それは幸が一番知っていた。
音楽の先生に「ちょっとストップ!!!」
といわれた。
「美波san最近ちょっと変よ!」
「おととかはすごくあってていいと思う。」
「でもね、気持ちのあらわれかたがこの歌とはあってない気がするの・・。」
「何かあった?」
さすが音楽の先生だ。
人の気持ちがおとにあらわれている事を良く知っている。
「何でもありませんよぉ!」
「なんかこの曲聞いてるとメロディのせいか じ~んってきちゃうんです。」
「きっとそのせいです。これからは気をつけます。」幸が言った。
「気持ちを入れてはいけないって意味ではないのよ!美波sanは
 技術もあるし・みんなの歌声をまとめる演奏ができる。
 あんまり無理しないように頑張って!」音楽の先生が笑顔で言った。
「はいっ!!!!」幸が気合を入れていった。

その夜涼とメェルをしていると急に涼が・・・。

「別れよう!」涼がいった。(メェル)
「えっ!何いってるの?やっぱり嘘告だったじゃんかぁ。
 もうわかった。私は本気だったのに!さようならっ!」幸が投げやりに言った

でも幸は一瞬〔ドキッ!〕っとした。
自分の気持ちがよまれたような気がしたからだ。
「冗談冗談!!!!!」涼が言った。
「もう!そういうこといわないでよ!涙が出そうだったんだから。」幸が言った

幸は本当に涙を流していた。
涼にだまされた気分で自分を自分でだました気分で・・。
「だってお前が本当に俺と付き合いたいのか気持ちが確かめたくて・・。」
「別れたくなった?」涼が言った。
「いやっ!別れない!」幸が言った。
「わかった!でも本当に幸が俺のこと好きでいてくれて・・・。」涼がいった。

幸は複雑な気持ちだった。
〔涼のことは大好き。
でも由君はもっと好きかも。
これって二股なのかなぁ?でも由とは付き合ってるわけでもないし。
もう諦めようって言うか諦めてるし!今は涼しか目に入らない!〕
幸はその時本気で思った。

しばらくたったある日のことだった。
LoveLoveになった幸と涼だった。
その日もメェルをしていた。
突然だった!
「幸・・・。キスしよう!」涼が言った。
「えっ!何いってるの?」幸が言った。
「俺は本気だよ!本気でおまえのことが好きだから
 キスしたいって思うんだしっ。。。」涼が言った。
「えっ!でも・・・・。」幸が不安そうに言った。
「絶対に誰にも見られない場所でするからっ!」涼が言った。
「ぅっうん・・・・。」幸が嫌々O.Kしてしまった。
「じゃぁ明日の帰りにしよう!」涼がいった。
「わかった・・。」幸が言った。
幸と涼は一緒に帰っていたのだ。
ここで幸が断ったら幸は涼のことを好きではないっ!
って事になってしまうと思ったから幸はO.Kしたのだ。

でも幸は怖くなった・・・。
次の日学校を休んだ。。。。
そんなの怖すぎるから。。。

  続く…。



© Rakuten Group, Inc.