第5話第5話☆私の心の中は・・・。幸と涼が付き合ったことを知った由は いつもと変わらない様子だった。 誰も由の心の中はわからない! 幸にだって・・。 幸は自分の心の中さえわからなかった。 自分から逃げて自分を失っていた。 涼のことが好きなんだけれど・・・。 本当は好きじゃない! でも幸は自分では涼のことがすきだと思っていた。 言い聞かせていたのかもしれない。 噂から逃げるため・自分から逃げるために・・・。 弱い自分を出していること。 それは幸も感じていた。 合唱コンクールの練習は朝・帰り・音楽の授業など・・・。 2組のみんなの頭の中は金賞をとることしかなかった。 みんなが精一杯練習していた。 幸だってみんなの歌に負けずとピアノの伴奏を練習した。 2組全員はまとまりもいい歌声もきれい★★ 金賞候補にもあげられていた。 みんなで練習するとき幸の目は、 由にいっていた。やはり気になる様子。 でも私には涼がいる。 そんな思いでピアノを伴奏する。 やはり弾く人の気持ちはメロディに変わる。 それは幸が一番知っていた。 音楽の先生に「ちょっとストップ!!!」 といわれた。 「美波san最近ちょっと変よ!」 「おととかはすごくあってていいと思う。」 「でもね、気持ちのあらわれかたがこの歌とはあってない気がするの・・。」 「何かあった?」 さすが音楽の先生だ。 人の気持ちがおとにあらわれている事を良く知っている。 「何でもありませんよぉ!」 「なんかこの曲聞いてるとメロディのせいか じ~んってきちゃうんです。」 「きっとそのせいです。これからは気をつけます。」幸が言った。 「気持ちを入れてはいけないって意味ではないのよ!美波sanは 技術もあるし・みんなの歌声をまとめる演奏ができる。 あんまり無理しないように頑張って!」音楽の先生が笑顔で言った。 「はいっ!!!!」幸が気合を入れていった。 その夜涼とメェルをしていると急に涼が・・・。 「別れよう!」涼がいった。(メェル) 「えっ!何いってるの?やっぱり嘘告だったじゃんかぁ。 もうわかった。私は本気だったのに!さようならっ!」幸が投げやりに言った 。 でも幸は一瞬〔ドキッ!〕っとした。 自分の気持ちがよまれたような気がしたからだ。 「冗談冗談!!!!!」涼が言った。 「もう!そういうこといわないでよ!涙が出そうだったんだから。」幸が言った 。 幸は本当に涙を流していた。 涼にだまされた気分で自分を自分でだました気分で・・。 「だってお前が本当に俺と付き合いたいのか気持ちが確かめたくて・・。」 「別れたくなった?」涼が言った。 「いやっ!別れない!」幸が言った。 「わかった!でも本当に幸が俺のこと好きでいてくれて・・・。」涼がいった。 幸は複雑な気持ちだった。 〔涼のことは大好き。 でも由君はもっと好きかも。 これって二股なのかなぁ?でも由とは付き合ってるわけでもないし。 もう諦めようって言うか諦めてるし!今は涼しか目に入らない!〕 幸はその時本気で思った。 しばらくたったある日のことだった。 LoveLoveになった幸と涼だった。 その日もメェルをしていた。 突然だった! 「幸・・・。キスしよう!」涼が言った。 「えっ!何いってるの?」幸が言った。 「俺は本気だよ!本気でおまえのことが好きだから キスしたいって思うんだしっ。。。」涼が言った。 「えっ!でも・・・・。」幸が不安そうに言った。 「絶対に誰にも見られない場所でするからっ!」涼が言った。 「ぅっうん・・・・。」幸が嫌々O.Kしてしまった。 「じゃぁ明日の帰りにしよう!」涼がいった。 「わかった・・。」幸が言った。 幸と涼は一緒に帰っていたのだ。 ここで幸が断ったら幸は涼のことを好きではないっ! って事になってしまうと思ったから幸はO.Kしたのだ。 でも幸は怖くなった・・・。 次の日学校を休んだ。。。。 そんなの怖すぎるから。。。 続く…。 ジャンル別一覧
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