カテゴリ:★★★な本
どんなに月日が経っても色あせることがない魅力的な隊士達「新選組」と、彼らが関わった歴史について書かれたものです。
山川氏の想像や、最近明らかになった史実も加え、歴史を解き明かします。 よく知られている内容もありますが、実は史実ではない部分も多くあり、それについて山川氏が「あくまでも私の想像だが」と注釈を加えることも多く、それに賛同したり、んん・・・?と思ったりしながら読み進めていきます。 山川氏自身は「新選組」のファンだそうですが、それは別にして、「真実はこうだったのではないか?」と新選組に不利なところも検証してある点が真実味を増しています。 後半に新選組に入隊した「伊東甲子太郎」についてや、逃げてしまった徳川慶喜についても詳しく書かれていて、歴史を勉強しただけではわからないところまで想像することができて面白いです。 近藤勇、土方歳三、沖田総司以外にもたくさんいた、魅力的な隊士達「芹沢鴨」や「山南敬介」らについても詳しく書かれていて、新選組に興味を持ったばかりの人も、以前から好きだった人にも面白く読める1冊ではないかと思います! ちなみに11/17の日記に書いた、同じく山川氏著作の「幕末武士道、若きサムライ達」とは、対になっているので、そちらもあわせて読んでみることをオススメします♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[★★★な本] カテゴリの最新記事
|