カテゴリ:★★★な本
不思議な夜の庭で恋に落ちた、わたしの姫がさらわれた。精霊の住む瓶を手に、奇妙な仲間たちと空飛ぶ絨毯に乗って、王女をさらう魔神たちが住むという、空中の城へ…。人気作家ジョーンズが描く奇想天外なファンタジー!
先日感想を書いた「魔法使いハウルと火の悪魔」の続編です♪ ひょんなことから空飛ぶ絨毯を手に入れた絨毯商人は、目の前で愛しい姫を魔人に連れ去られてしまいます。姫を助け出すために、魔法使いハウルの助力を仰ごうと、空中の城を目指して旅立つのですが・・・というお話。 読んでみたところ、続編とはいってもアブダラという人物が主人公で、ハウルやソフィーは中盤以降にようやく登場・・・・。 ハウルに至っては行方不明という設定で、ほとんど出てきません ハウル大好きな人にとっては、物足りない内容かもしれません。 でも「ハウル」以外の点ではとても面白い内容だったので、ハウルシリーズとしてではなくファンタジー物として読めば楽しめると思います この本のサブタイトルには「空中の城2」と書いてあるのですが、どうやら「3」は刊行されていないようです。 もっともっと、ハウルやソフィーカルシファーやアブダラが登場するお話が読みたかったなぁ。 ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんは他にも面白そうなファンタジー物を書いていらっしゃるようなので、そちらも読んでみたいと思います 「アブダラと空飛ぶ絨毯」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月13日 18時11分37秒
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