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hiros@ Re:【詩と絵】RIVER MAN(Played by Mehldau)(03/06) 元々drakeの川男はよく聴いてたんですが、…
masashi25@ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
ty*@ Re--- >hirosさん 夢って不条理ですよね。だ…
moku01033@ Re:【絵】夢記01「即身仏寺」(02/11) モクです 久しぶりです 人形がバラされ…
2006.01.19
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カテゴリ:文章のスケッチ
帰り道は駅まで続く一本道で、歩道はすれ違う時に一方が脇によけなければならないくらい狭い。
寒いから急ぎ足で歩いていた。私の後ろには二人の男の子が歩いている。抜かしていけばいいのに、と私はせかされるような気持ちで歩いていた。甲高い声の男の子たちの会話が聞こえてきた。
「俺、小学校低学年のころ、小さくて弱くて、いじめられてたんだ、でも空手ならうようになってからさ、強くなって、いじめられなくなった」
「俺も、低学年のころ、今もまあデブだけどもっとデブで、いじめられてたんだ、でもケンカ強いってことがわかって、いじめられなくなった」
(ふうん)なにかが自分の中でうずく。
二人は、早歩きだからなのか息切れて興奮したような声で、息を継ぐ間もなく話し合っていた。子供時代に言葉がみつからなかったことが今、堰を切ったかのように。
信号が近づいて、男の子達は私を抜かして行った。制服を着て制帽をかぶった、まだ背が伸びる前の子供らしさの残った中学生だった。車の眩しいライトの中を、二人はじゃれ合うようにして、信号を渡っていった。





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Last updated  2006.01.19 14:50:29
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