【島倉りか・浅倉樹々】ひなフェス2021「つばきファクトリー&BEYOOOOONDS プレミアム」レポ2021.3.27
つばきは女子力全開、ビヨはコミカルに個性が溢れて、ひなフェスが華々しくスタートしましたねえ。3/27に幕張メッセで行われた『Hello! Project ひなフェス2021つばきファクトリー&BEYOOOOONDS プレミアム』に参戦しました。まずは、セットリストから。01.ニッポンノD・N・A/全員02.アツイ!/BEYOOOOONDS03.伸びしろ~Beyond the World~/BEYOOOOONDS04.激辛LOVE/BEYOOOOONDS05.Now Now Ningen/BEYOOOOONDS06.こんなハズジャナカッター!/BEYOOOOONDS07.アニマルランド/ハロプロ研修生08.ミステイク/ハロプロ研修生ユニット09.DOWN TOWN/Juice=Juice10.SEXY SEXY/Juice=Juice11.如雨露/Juice=Juice12.女が目立って なぜイケナイ/江口13.タンタンターン!/牧野・工藤・川名14.次の角を曲がれ/山崎夢・西田15.限りあるMoment/アンジュルム16.ミラー・ミラー/アンジュルム17.次々続々/アンジュルム18.恋愛Destiny~本音を論じたい~/モーニング娘。'2119.純情エビデンス/モーニング娘。'2120.このまま!/モーニング娘。'2121.意識高い乙女のジレンマ/アンジュルム&Juice=Juice22.眼鏡の男の子/モーニング娘。'2123.My Darling ~Do you love me?~ /つばきファクトリー24.I Need You~夜空の観覧車~/つばきファクトリー25.恋のUFOキャッチャー/つばきファクトリー26.今夜だけ浮かれたかった/つばきファクトリー27.断捨ISM/つばきファクトリー28.春恋歌/全員ひなフェスのレイアウトは毎年独特なのですが、今回はセンターステージから四方に花道が伸びていて、その先にサブステージが設置されたタイプ。センターステージに対して座席を45°の角度に設置したため、最前と花道沿い以外は斜め前の人が視界を遮ってしまうとか、斜め下方に向けた照明が着席スタイルを無視した角度で、ブロックによってはステージが見えないほど光が強かったとか、(D3ブロックの前方席は、照明の光の残像がいつまでも残るので、途中からはステージを直接見ないでずっとモニターを見てました)モニターが暗くて画像も粗くて見るに堪えなかったとか、色々と不満は残りました。(モニターは予算的に仕方なかったとしても、席の角度と照明は、観客のことを考えて配慮していれば改善できたと思います)でもそんな不満を払拭するほど、メンバーのパフォーマンスは気合が入っていて心底楽しかったし、とにかく久し振りのグループパフォーマンスをタップリと堪能できて、単独ツアーを見れなかった1年分のストレスが、4公演にフル参戦したことで解消された感じでしたね。それでは、グループ別、シャッフルユニット別にレポしてみたいと思います。●BEYOOOOONDSパワフルな曲と、ミドルテンポで歌い上げる曲と、新曲3曲を披露。新曲を生で見るのは初めてだったので、3曲全てをフルバージョンで披露してくれたのは嬉しかったです。弾けんばかりのヤングパワーに、衰えを知らないビヨの怒涛の勢いを感じ、高いスキルに裏打ちれたコミカルなパフォーマンに、ライブならではの楽しさがギッシリと詰まってましたね。ただ、出来ればユニット別の新曲3曲も見たかったです。次のグループパフォーマンスがいつ出来るか分からない状況なので、何とかねじ込んでほしかったですね。なお、ももひめは歌唱のみ参加すると発表されていましたが、椅子に座ることはなく、全力ではないけどダンスもしていて、メンバーと一緒にポジションを移動して歌ってました。無理をしているのでは?と心配になりましたが、ダンス出来ない時は笑顔で客席を煽っていて、健気に頑張るものひめに拍手拍手でした。●ハロプロ研修生 ハロプロ研修生ユニットフレッシュなガールズパワーで、会場に爽やかな春の風を運んで来た研修生。活き活きとした笑顔のパフォーマンスに、ここから何人が昇格するのか楽しみになりましたね。また、研修生ユニットはさすがのパフォーマンス。代表曲の「ミステイク」を、貫禄十分に歌いこなしていて、新グループでは中心メンバーとなると思いますが、頼もしかったです。●Juice=JuiceJ=Jの新曲「DOWN TOWN」は、生で見たことがなくて(配信では見たけど)、今回のひなフェスでぜひとも見たいと思っていた曲。里愛ちゃんとゆめちゃんの成長が著しく、れいれいもこぶしにすっかり馴染んで、J=Jらしい美しいハーモニーを聴かせてくれましたね。また、「SEXY SEXY」の選曲は意外でした。実は次の回のJ=Jプレミアムでは歌わず、翌日の2公演は「好きって言ってよ」に入れ替わったので、ある意味、一番のプレミアムだったか知れませんね。●江口紗耶「女が目立って なぜイケナイ」つばビヨプレで、一番の収穫だったのが、さやりんのソロ歌唱。ソロなので背の高さを気にする必要はなく、ビヨの中での可愛いキャラも封印し、呪縛から解き放たれて、思いのままにエネルギーを放出した感じ。凛々しくて、パワー全開の歌声が響き渡って、ひたすらカッコ良かったですね。●牧野真莉愛・工藤由愛・川名凛「タンタンターン!」全く異なる3人の個性が、そのままパフォーマンスに現れた感じ。自由気ままにマイペースで、混沌とした雰囲気が逆に新鮮でしたね。●山崎夢羽・西田汐里「次の角を曲がれ」つばビヨプレで、一番楽しみにしていたシャッフルユニット。ビヨのツートップは歌もダンスも飛び抜けていて、やっぱり凄かったですね。ライバル心のシナジー効果で、期待以上の熱いステージに酔いしれました。●アンジュルムカッコ良くてパワフルな曲を3曲並べてきたアンジュ。「限りあるMoment」は大好きな曲で、エモーショナルなパフォーマンスにゾクゾクし、「次々続々」はライブのど定番の楽曲で、個人的には”アンジュのひなフェス”のイメージが強いので、エネルギッシュに弾けるメンバーにワクワクしましたね。なお願わくは、アンジュの最新曲「SHAKA SHAKA TO LOVE」も見たかったです。まだライブパフォーマンスは見たことがなく、普段は見れないアンジュの可愛らしさ全開の曲なので、出来れば披露してほしかったなぁ。●モーニング娘。'21今回のひなフェスで一番見たかった「恋愛Destiny~本気で論じたい~」を1曲目に持ってきてくれたモーニング娘。'21。最初からテンションMAXで、力強くも華やかで躍動感が半端なくて、グループパフォーマンスの魅力が満ち溢れてましたね。また、「純情エビデンス」を生で見るのも初めてで、さらには新曲「このまま!」まで披露してくれて、テンションは限界値を超えてさらに上昇!!!娘。の出し惜しみをしないサービス精神に、感謝、感謝でしたね。そして、久々に生で見た娘。のフォーメーションダンスは、やっぱり最高でした!!!グループとしてギュッとまとまっていながらも、メンバー個々のアイドル力が随所に発揮されていて、フラッグシップに君臨している凄みを感じましたね。●アンジュルム&Juice=Juice「意識高い乙女のジレンマ」 モーニング娘。'21「眼鏡の男の子」アンジュとJ=Jによるつばき曲のコラボは、人数が多いなぁという印象でした。強めのメンバーが多いので、女子力高めのつばき曲とのアンバランス感が面白かったですね。一方、娘。による「眼鏡の男の子」はプレミア感が満載でした。1回しか披露しないのは、勿体なさ過ぎるほどの貴重なパフォーマンスで、これを生で見れただけで、今回のライブはお釣りがくるほど嬉しかったですね。●つばきファクトリー大黒柱を失って8人体制になり、メンバーそれぞれが必死になって穴を埋めようとしていて、ソロパートのスキルが向上し、結束力も上がっていたつばき。女子力の高さはそのままに、危機感が良い方向に働いて、いい意味でハングリーさが出てきたと思いましたね。現在は新メンバーのオーディション中で、8人でのパフォーマンスは最後かも知れませんが、グループとしての熱量も上がっているので、新メンバーが入ってきた時は、化学変化も起こりやすいかも。なお、披露した曲の中でめっちゃお気に入りになったのは、新曲の「My Darling ~Do you love me?~ 」。切ない系の歌詞とメロディアスな曲調が、甘酸っぱい歌声と完璧にマッチしていて、つばきの代表曲になるかも知れませんね。ということで、今回のひなフェスは、1回目から見どころ満載でした。つばきとビヨは、有観客では初のプレミアの大役を見事に果たし、それぞれが特徴を活かしたパフォーマンスで魅力を発揮して、この後のプレミア回にしっかりとバトンを渡しましたね・・・。