2007/09/24(月)11:45
四国霊場めぐり
何年も前からぜひ行きたいと思いながら、なかなか行けなかった『四国八十八箇所霊場めぐり』に昨日、参加してきました。
本来なら、お遍路さんになって歩いて回るのが筋なんですが、まだ駆け出しの私には、とてもそんなことは出来ません。
だから、バスツアーでの参加です。
西国三十三箇所は私が中学生の頃に両親と行きました。
これも確か、バスツアーでした。
でも母が亡くなったりした時期と重なったので、ゼヒに満願したいという父の願いもあり、残っていた何か寺かは父と二人で行ったんです。
そりゃあ山の上とかのお寺もあり、大変でしたよー。
元々、三十三箇所めぐりは、癌に冒されていた母を助けるために父が神頼みを始めたのがキッカケでしたので、供養のためにも満願したかったのでしょう。
今回の私のツアー参加のキッカケはなんだろう?って考えると、ここ数年とても苦しい生活をしていまして、毎月食べるのが精一杯っていうミジメな毎日だったんです。
働いても働いても、お給料はめちゃんこ安いし、でも時給700円でよく5年も辛抱したなあって思います。
たまたま今の会社を知り合いが紹介してくれまして、毎月のお給料も二倍近くに増えたので、これはきっと自分の日頃の行いが良かったのよ(自分で言うか~)と思ったり、これからももっと良くなりたいと思ったり。
あとね、生活に潤いを欲しいと思ったのですよ。贅沢は出来なくても、いったい何のために生きてるんやろなーって思うんじゃない生活をしたいって。
まあそんな私事の事情はさておき、昨日は第一回目のツアーです。
最初は第一番から第六番まで六ヶ寺回るんですが、下調べもせずに参加したので、私のカルさが浮き彫りにされた回でした。
大体、四国のお遍路さんっていうのは弘法大師の足跡をたどるわけですから、それなりの気持ちと用意も必要なわけです。
私が持参したのは、ご朱印帳とお数珠だけです。
ところがですね、やはりお遍路さんですから、キチンと白衣を身にまとい、それなりの格好をするのが筋のようです。
だからそんな私のようなフトドキモノのためにも、第一番のお寺『霊山寺』でお遍路グッズを揃えることができるのです。
一緒に行った母は私と違って毎月、檀家さんの集まりにも参加してお経をあげたりしていますから常識人です。なので、お線香もロウソクも用意して、経典まで持参していました。
今回は第一回目なので、小手調べ程度に参加している方もたくさんおられました。
以下続く