一期一会

今日もリハビリで病院に行ってきたんですが、その病院っちゅーのがかなりガラの悪い場所にあるんです。
もちろん、最寄り駅のガラの悪さもピカイチであります。
私はいつものようにリハビリを終え、帰宅するためにホームで電車を待っていたら、入ってきたのは急行電車。
これに乗ってもよかったんですが、すいている普通電車に乗ろうと、見逃すことにしました。
急行電車は駆け込んでくるお客さんのために何度か扉の開け閉めを繰り返し、ようやく発車態勢になったとき、今までトロトロと歩いていた一人のオッサンがいきなり扉に突進していきました。
でも、すでに遅すぎます。
乗るんやったら、素早く駆け込みなさい。（←駆け込み乗車は危険です）
オッサンの目の前で発車する電車。
そのオッサンは、
『何さらしとんじゃー！いてもうたろか、ワレーっ！』
と電車に向かって吠え、電車を睨みつけていました。
車掌さんはホームが切れるまで顔を窓から出しています。
もしかしたら刺されるんちゃうかー？とビビりましたが、オッサンは怒鳴り散らした後、ブツブツ言いながらホームの階段を降りていきました。
電車に乗るんとちゃうかったん？
いやー、怖かった。

次に来た電車に乗ったら、前に座っていたオッチャンの社会の窓が全開でした。
こういうときってどうすればいいの？
アカの他人ですが、やっぱり言うてあげるべき？
でもね、思いっきりの大股開きやし、口元が笑ってるし、もしかしたらわかってて開けたままにしてたのかも。
私の隣に座っていた上品そうな女性は、ずーっと下を向いたままだったので、きっとヘンタイさんやったのかも知れませんね。
まあ、どーでもいいんだけど。

ようやく帰り着いて駅前で信号待ちをしていたときのこと、たまたま私が一番前あたりにいたんですが、まだ信号がかわっていないときに、つい一歩出てしまいました。
ポケットの中をゴソゴソしていて足がフラついちやったんですよ。
そしたらみんなが釣られて歩き出すハメに。
信号が赤で、車も走っているのに怖すぎるっ。

事故がなくて何よりでした。