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カテゴリ:ひとりごと
普通、日記っちゅーモンはその日のうちに書くものなのですが、最近は一日遅れ、二日遅れ・・・と忘れたころに書くようになってます。
昨日はお茶のお手伝いのために京都の美術館に行ってきました。 来館された方で、希望されたお客様に一服差し上げるのです。 昨日はとてもよい天気で、京都は絶好の観光日和だったように思います。 平日ですし、名所を見て回るのには最高の一日だったのではないでしょうか。 朝、7時半に家を出て、美術館に到着したのは9時過ぎぐらいです。 それからお茶室の準備をして、10時半の開館に備えます。 私の仕事は裏方です。 お湯を常に沸かして、お客様がいつ来られても大丈夫なように用意をするのです。 昨日は予約の方がゼロだということでしたので、ゆったりと過ごしました。 要するにヒマな一日だろうとの予想です。 午前中は誰も来ませんでした。 美術館にはたくさんの方が来場されていましたが、全員がお茶室まで足を運んでくださるわけではありません。 今日はもしかしてボウス?なんて話しながら、麦茶飲んだり居眠りしたり。 そうするうちにお昼になって、近くのお弁当屋さんからお昼ご飯が到着。 またここのお弁当がおいしいんです。 さすが京都って感じ。 少々お高いのですが、ここの美術館のお手伝いに来たときには絶対にこのお弁当!と決めているぐらい私は気に入っています。 普段は粗食ですからね、たまにはこういう贅沢しなくっちゃ。 で、お昼を食べかけたら、いきなりお客さんが入ってきました。 うーん、せめてお昼時は避けてほしい・・・なんて思っても、お茶を飲みにくるのはお客様の自由ですから、あわててお菓子を用意して、お茶を一服差し上げました。 茶道にはいろんなお流儀があり、当然のこと習っている先生によっても違うのでしょうが、私はかなり濃い目のお茶が好きです。 わざわざお茶券を購入して飲みに来られるお客様ですから、きっとお茶が好きな方ばかりに違いありません。 ですから、せっかく来ていただいたのに、美味しいと思って満足してもらえなければ、それは差し上げる側としても満足の域に達しないと思うのです。 そんなことを思いながら点てること数個。 昨日は夕方5時には家に帰らなければならなかったので、3時過ぎには美術館を出る予定でした。あまり人も来ないので、余裕で帰れる・・・と思っていた二時半ごろ。 学芸員の方が、 『急の予約が16名入りました。』 と言ってこられ、ひえーどうしようって焦って右往左往。 そしたら別に6名のお客様がこれも急に来られたようで、お菓子もお茶も足らんー、と叫びつつなんとかこなし、その後、16名の方のお茶を用意して、皆様が帰られたのが3時半です。 一度に来られるのはカンベン。 裏方は私一人でやってるんですよ。 とりあえず、早く帰れと言われ、それからスグに美術館を出ました。 そこからは地下鉄を乗り継ぎ、阪急烏丸から特急で帰ってきました。 なんとか5時に間に合うかなあ・・・ナンテ考えて十三で電車を待っていたら、架線に倒木があったとかで電車がダダ遅れ。 急行しか来ないよん。帰れないよん。 結局は5時に間に合いませんでした。 何の役にも立たず、これだったら必死で帰ってくるんじゃなかったとガックリです。 なんだか、お疲れ~な一日はこうして終わったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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