一期一会

退職して10日以上が過ぎました。
その間に会社側には離職票を送ってもらえるよう頼んでいるのですが、いまだに何も送られてきません。というか、給料明細さえ送ってこない。
今日は健康保険の任意継続の手続きをしてきました。
国民健康保険のほうが絶対的に金額が安いと言われましたが、母を扶養しているために私が国民健保に加入するわけにはいきません。
そうなるとどうしても任意継続というカタチになってしまうのです。
ついでに国民年金への切り替え手続きもしてきましたが、これは『免除申請』ができるので書類を提出。でも、認められるかどうかはわからないそうです。
離職票があれば手続きはカンタンなんだそうですが、会社側が離職票を出してくれないために、免除さえも認められないことになるかも知れないとのこと。
これは間違いなく会社側から私へのイヤガラセに違いありません。
人事的なものや保険関係などは総務の人がせずに、経営者一族のひとりがやっているのです。
同族会社ってこんなもんとかわかっていましたが、辞めてからもイヤガラセされるなんてね。
今まで会社側から『契約更新』を言われた人が更新せずに辞めた場合、必ず経営者一族(専務とか常務とかイロイロ)が辞めた人の悪口を声高々に話しているのを何度も聞きました。
ああ、私も辞めたら同じように言われるんだろうなあ、とわかっていて辞めたんですけど、まさかこんなかたちでイヤガラセされるとは思いませんでした。
当然のこと、悪口も言われているハズです。
でもね、どんなに給料が安くても、何か納得できるものがあれば続けていたと思うんです。
こんな不況の中、仕事を辞めたら二度と再就職などできないって覚悟で辞めるには何か理由があるはずです。
会社側はそれをわかっていない。
使う側なんてこんなものでしょうが。

二度と顔出ししたくない会社。
そして、一日も早く記憶から消し去りたい会社なのに、離職票という紙切れ一枚のために次のステップに進めません。
いろんな会社に勤めてきましたが、史上最悪かも知れないです。
就職を決めたのは私自身ですが、あの会社を薦めた就職支援センターの女性を恨みます。
踏ん切りつかなくて悩んでいた私に、
『この就職難の中、勤め先が見つかるほうが奇跡ですよ』
だから就職支援は打ち切りますね、と言われ、初出勤の日まで悩み続けたんですけど、その結果がコレですわ。
やはり最初に感じた会社に対する『イヤ～な雰囲気』は最後まで消えませんでした。

次こそ、納得できる会社を選びたいです。
ただし、採用してくれる会社があればの話ですが。