2007/05/18(金)19:54
ネタばれありです!
現在公開中の映画「俺は、君のためにこそ死にに行く」を見ました。
そもそも、この映画は旦那はんが予告ポスターを見て「見たいなぁこれ」とポツリ。
私は100%興味無かったし、「スパイダーマン3」が見たかったけど、
見てみることにした。
「特攻の母」こと鳥濱トメさんの目線から特攻隊員の姿を描いています。
知覧特攻隊平和記念館に行かれたことのある方はご存知だと思いますが(私もその一人です)
記念館には特攻隊員たちの遺品や写真など多数展示されています。
涙ナシには見れない記念館。機会があればぜひ。
さて・・・
特攻隊というと、時にタブーになりがちな話題。
知識としては知っていても、なんだか避けてしまう。
戦争映画って難しい。美化してもわざとらしいし、グロくても嫌なものが残るだけ。
そもそも、その時代には戻れないのだから、その時代の気持ちを完全に再現するのは
無理だと思う。だけど、伝えていくべきだからこそ映画や本にするのだと思う。
さて。
鳥濱トメさんについてのエピソードは本でも読んだので知っていた私。
岸恵子さんの鹿児島弁もなかなかでありました。
本当の鹿児島弁だと聞き取れないくらいわからないのですが、岸恵子さんのはすんなり。
この映画の感想として、ちょっと無駄なシーンが多いです。
が、戦闘シーンはなかなかよくできています。
主演の徳重聡さん、演技がいまいちです。残念・・・
なにはともあれ、特攻で若い命が多数失われたという存在がいたことだけは、
後世に伝えるべきだと思う。
「貴様と俺とは~同期の桜~」(←「同期の桜」軍歌です。)
が頭から離れません・・・