132405 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

3にゃんずとドタバタ

3にゃんずとドタバタ

2009年 2Q

4月
4月に 見た映画は5本。
忙しかった割には、その反動で意地でも観てしまう(笑)
「ザ・バンク 堕ちた巨像 THE INTERNATIONAL」
「ベッドタイム・ストーリー BEDTIME STORIES」
「ミルク MILK」
「バーン・アフター・リーディング BURN AFTER READING」
「グラン・トリノ GRAN TORINO」

フライトで『愛を読む人』『INKHEART』『ブライダル・ウォーズ』



「ザ・バンク 堕ちた巨像 THE INTERNATIONAL 」
クライヴ・オーウェンとナオミ・ワッツのクライム・サスペンス。これまた原題があまりにも違うなあ。
で、原題にあるとおり、いろんな国の色んな名所が出てきて、旅好きの私にはそちらのほうが楽しめたりして。それにしても、最近の映画って、国対国というよりもアメリカ対テロという図が描かれる作品が多いなあ、と、またまた感じてしまいました。



「ベッドタイム・ストーリー BEDTIME STORIES 」
ディズニー・エンターテイメントの作品で、コメディ俳優のアダム・サンドラーが主演?えーー!と思ってたいんだけど、この作品意外や意外、良く出来ています。さすがディズニーです。下品な内容は許さないだろうなあ、ということは想像できたので、安心してみていられるかな?なんて色々思いながら鑑賞してみましたら、とっても素敵な作品で、もっと子供たちにも見て欲しいなあ、と思えるほどえすよ。
「ウェイトレス」のケリー・ラッセルが相手役で出演しているほか、なんとガイ・ピアーズが憎まれ役を演じたりして、おとぎの国のお話に近い内容ですが、とっても素敵。
姪っ子、甥っ子の作る、寝る前の童話創作の話が翌日現実のものとなって、主役のアダムの人生を変えていきます。ホテル勤務のアダム演じるスキーターを中心に子供にとっては夢のようなホテルの宿泊。心温まる映画を見たなあ、という満足感に包まれました。


「ミルク MILK 」
変わって、こちらはショーン・ペンがゲイの市議会議員になっていく話。
実話を基にした内容で、ハードと言えばハード。私はどちらかというと、この年代を扱う映画が好きでノスタルジーを感じてしまう傾向にあるので、それだけでも見ごたえ十分なんですけど、ノーマルではない人生を歩んで行くことは、せつなくて、エネルギーがいることですね。それがゲイであれ、別のアブノーマルなことであれ。アウトサイダー的要素の作品は、なぜか心惹かれます。
相手役のジェームズ・フランコもゲイを演じても尚、格好良いです。「この時代の人は気骨あるなあ」と感じさせてくれる演技をしています。


「バーン・アフター・リーディング BURN AFTER READING 」
とりあえず、ブラピ様の作品はことごとく観るのです。しかもコーエン兄弟作品だし。しかし、これは相変わらずと言えば相変わらずですがやっぱりコーエンBro.やりすぎ。ここまでブラピ様を無駄に使うなんて、許せないという意見が多いだろうな。フランシス・マクドーマンドって演技上手いな。馬鹿な女をやらせたら、ホントに馬鹿に見えるんだもの。
全体としては、ノー・カントリーで大きな賞をとっちゃったから、余裕で流して作っている作品、っていう感じでした。この人たちの作品って、やっぱり解釈が難しいです。私の中では作品によって好き嫌いが二分されるんですけどこれはダメだなあ。


「グラン・トリノ GRAN TORINO 」 
そして最後は、今や巨匠のイーストウッド作品。多くを語りません。軽々しく語っちゃいけないような気がします。
涙が止まらなくなったのは事実です。タオル持参してよかった・・・とDVD買います。皆さんもぜひ、機会があったら見てみてください。



フライトで『愛を読む人』『INKHEART』『ブライダル・ウォーズ』

先のベトナム旅行の往復の機内で、行きに2本、帰りは深夜便だったので1本だけ映画を観ました。エンターテイメント・システムが付いているフライトは機内で映画、っていのも、もやは一つの楽しみだなあ。


「愛を読むひと THE READER 」
全く内容を知らずに観たのですが、大河ロマンでした。そういう落ちですかーー。そうなんだ。だからドイツを舞台にする必要があるんだなあ。と、深く深く思った次第です。
公開前なので、あまり語りませんが、安っぽい内容ではなかったです。素晴らしい。私、女の人が職業婦人で頑張っているというプロットが入っているだけで、点数がひとつ高くなるんだよなあ。



「INKHEART 」
(まだ全洋画オンラインに登録されていないので、予告編紹介のニュース記事をリンクしておきます)
絶対に日本で公開して欲しい!ブレンダン・フレイザー主演の不思議系アドベンチャー?作品。絵本が原作なのかしら。景色が先ず美しいです。
古本のお医者さん(製本修復)を仕事としているフレイザーとその娘を中心にして展開していくファンタジーな内容です。
絵本を声を出して読むと、その作品の登場人物が現実社会に現れちゃうという不思議な力を持つ主人公が抜け出して現実に来ちゃった人物たちに、どうやって落とし前をつけていくか?っていう感じの内容なんですが、そこにハートウォーミングなこともあり、切なくなるようなストーリーも盛り込まれてたりします。
こういう作品、子供がいたら絶対一緒に観たいなあ、と思える素敵な作品でした。


「ブライダル・ウォーズ(原題) BRIDE WARS 」
ケイト・ハドソンとアン・ハサウェイのW主演の思いっきりラブ・コメディー。何も考えずに気軽に観て、ひじょうに笑えます。
幼馴染の二人が、憧れのホテルで間違ってWブッキングされた結婚式の枠を争って喧嘩するという内容。ケイト・ハドソンって、美しい意地悪顔ですね。
こういう役やらせたら、ピカ一だわあ。疲れている時には、何も考えずに見るとストレス解消になる作品です。



5月
5月に観た映画 シネコンで2本。
『消されたヘッドライン』
『お買いもの中毒な私』
CATVで3本。
『アンタッチャブル』
『幸せのレシピ』
『マーサの幸せレシピ』



「消されたヘッドライン STATE OF PLAY 」
巨漢(今やブタ俳優さん)のラッセル・クロウ主演の社会派サスペンス映画。私の大好きな路線です。
ラッセルもすごいけど、ヘレン・ミレンの演技に惹かれました。ああ、この人、こういう役もこなすんだなあ、とか、ストーリーと違う部分で感激しちゃったりして。で、脚本はですね。最後がちょっとガッカリでした。なんだ、「結局は、軍事産業の悪行というよりも、ベン・アフレックの個人犯罪なんじゃないのよ!」ってね。



「お買いもの中毒な私! CONFESSIONS OF A SHOPAHOLIC 」
ハイ!私の生活のドキュメンタリー・ルポ作品ですか?と、思わずにはいられないストーリーじゃないの!!いやあ、わかるわあその気持ち。というシーンばかりで観ていて心が痛みっぱなしでしたよ。ただ、私の場合、借金してまでお買い物って性に合わないので、買える範囲でしかお金は遣いませんけどね。
予定調和の最後ですけど、見ていてスッキリ!系のキューティーブロンドとかプラダを来た悪魔とか、そういう元気になれる女の子映画ですな。おばねえさんが観ても何か文句ありますか?(←なぜか荒れ気味)



5月は、地元シネコンでの上映作品があまりピンと来ないものばかりでしたので、契約しているCATVとか撮り貯めしている映画を普段より多く観たかな。 


「アンタッチャブル THE UNTOUCHABLES 」
これは、旦那ドンがなぜか、前々から私に観て欲しいとうるさかった作品です。
あまりにも有名すぎる普及の名作なんですかね。ケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロ、アンディ・ガルシアと今からすると大物俳優出まくりのマフィア対役人映画。公開当時は、内容もさることながら、その音楽や、衣装(アルマーニだものね)など全てがスタイリッシュで、大型作品としてひじょうに話題になり、もちろん大ヒットした1本なんですよね。1987年かあ。
日本でもバブル時代で、ようやくDCブランドとかなんとか言って、アルマーニを大衆が知り始めた頃ですかね。で、旦那ドンがなぜここまで一度私に観て欲しかったのか、謎が残るのですが(←夫婦の会話しろ)、私の意見は辛口です。
現代でも、なかなかアッパレと思う作品に出会うことはそうそうありません。手放しで(偉そうだけど)誉められる作品は少ないのです。そういう点から意見させていただきますと、何となく、勧善懲悪過ぎ?そして作戦が次々と上手く進みすぎて、物足りなかったりして。何となく、山場が少ないように感じながら、エンディングでとっととアル・アポネが捕まっちゃったように思えてならなかったんですよ。
当時は、それでもすごい話題作で、大ヒットだったんですよね。これって、とてもヒネクレた感じ方なのだろうか。観終わったあと、うーん何となく残念!というような複雑な感想を持ってしまったワタクシでした。



「幸せのレシピ NO RESERVATIONS 」
映画館でも上映当時観た作品ですが、もう一度観ちゃいました。副料理長のアーロン・エッカートが素敵なエロさを醸し出していて良いですドキドキ
決して好みの路線じゃないんだけどなあ。オジリナルの「マーサの幸せレシピ」を観るにあたって、あらためて観てみた次第です。
オリジナル版を観た後だと、二つの作品の違いがわかり、このシーンはアメリカ版のほうが好きだなあ、とかまたひと味違った感想がもてますね。
最後がいいな。
オリジナル作品は、ドイツ映画。女優さんは綺麗な人で、キャサリン・ゼタ=ジョーンズに負け時劣らぬオトナの美しさを醸し出しているおかた。思ったけど、ドイツはやっぱり考え方が暗いかな。日本人に似ていると思う。ああいう暗ーくて、プライドの高い女性からしたら、軽くて実力のあるイタリア男は鼻持ちならない、嫌な存在なんだろうなあ。その軽さが許せない、っていうのわかるもの。
ハリウッドがリメイクして、もちっと明るくしてアメリカ版を作りたくなったがわかる気がしました。でも、これはこれで素敵な作品です。こっちも劇場で観たかったなあ、と強く後悔です。



6月
6月に観た映画です。海外出張もあったりして、たった2本なんですが・・・。
『天使と悪魔』
『ターミネーター4』
6月は出張もあったので、地元シネマ・イクスピアリでは2回しか映画を観られませんでした。しかし!出張の往復のフライトで、公開前作品を楽しんでいます。


「天使と悪魔 ANGELS & DEMONS 」
あの大ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」の続編と申しましょうか、シリーズ第2弾と申しましょうか。一作目が実はあまり合わなかったワタクシ、正直観る気持ちがあまり高まりませんでした。それで、公開からしばらくしてから足を運んだわけです。正直、イタリアやバチカンの景色が観られる、というその一点のモチベーションのみで挑みました。
果たして、結果はと申しますと、これは巷でも言われていたこと--ダ・ヴィンチ・コードより話が複雑ではないため、ストーリーを追うのが楽=楽しめる、というのは、正にその通りでした。ストーリー自体はちょっといただけないものもありますが、イタリア(ローマ)旅行したかたには、アルバム的な見所が沢山写るので、それだけでもまあ楽しめますね。
今後もこのシリーズは続くのでしょうか?私には「フーテンの寅さん」に重なります。トム・ハンクス=寅さんと、その国の美人女優さんという構図。おふらんすでは、オドゥレイ・トゥトゥ。今回いったりあでは、アイェレット・ゾラー。次のロケ地はどこで、マドンナは誰~?なんてね。


「ターミネーター4 TERMINATOR SALVATION 」
これは思いっきり、旦那ドン主導で観た作品です。しかし、思ったより面白かった!ターミネーターは3まで全部観ているなずなんですけど、1と2のストーリーは覚えているんだけど、3の内容がすっかり抜け落ちています。まあ、でも4を見るにあたり、それでも問題ありませんでした^^
脚本はよく出来ています。でもこれって、まだ続くんですねえ。ハア( -_・)σ 毎度毎度ですが・・・つ、疲れます。

ということで、7月はどうなるんでしょうか。地元シネコンでの公開予定を見ますと、またまた夏休みシーズンで、お子様向け作品が目白押しの様子。
またまたCATVに浸かってしまうのでしょうか??あ、トルコ航空の機内エンターテイメントってどれくらい充実しているのかしら?わくわく。



「そんな彼なら捨てちゃえば?/HE'S JUST NOT THAT INTO YOU 」
ジェニファー・アニンストン、ドリュー・バリモア、スカーレット・ヨハンソン、ジェニヴァー・コネリー、あともう一人、ジェニファー・グッドウィンと、ストーリーに絡む女優だけでも何だかワクワク。
それぞれのラブ・ストーリーの展開と結末。公開前なのであまり語れませんが、ベン・アフレックがとても格好良い役どころで、あら、ずるいんじゃない?ってくらいツボ。私はジェニファー・アニンストンとベン・アフレックの
カップルの話が一番好きかな。


今回のフライトは、往復とも最新のエンターテイメント機材じゃなかったので、あまり新作がなくて、あとはかつての作品を観ながら、ちょっと意識を失ったりして、何回かリピートで、ようやく1本のストーリーを終わらせる、というのを繰り返していました。


「ピンクパンサー2 THE PINK PANTHER 2 」
1を観ていないので、知りませんでしたが、コメディー作品なんですね。



「ジェネラル・ルージュの凱旋 」
これも、もともと「チーム・バチスタの栄光」という作品のスピンアウト映画ということですが、オリジナルを観ていません。
すっかり流しながら観てしまいました。知っている業界だけに、感想は避けたい。こんなこと、今でもあるんだろうか?それに医師が何も考えずに殺人なんて。


「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち GOOD WILL HUNTING 」
10年以上前の作品になっちゃうのかあ。どおりで、マット・ディモン若いぜ、って思っちゃう。それに先ほど、格好良い役どころで登場していたベン・アフレックまで若~い。
久々に見直してみたら、若い頃に見た感激とは別な、それでもジーンとくるのは変わらないのだけれど、でも企業とか指導者側の気持ちのようなものも、それぞれ見えたり感じたりして、またまた重い気持ちと入り乱れた気分になってしまいました。旅立ちなんだから、スッキリしないといけないのに・・・ね。



© Rakuten Group, Inc.