かあさんのあほピンポンのせいで、私たち眠れません。
毎夜繰り返されるあほピンポン。昨夜もかあさんがあほピンポン(空耳の玄関チャイム)を聞いて、玄関から出ようとした。すでに開かないよう、つっかえ棒はしていた。鍵をガチャガチャ言わせて、開かへん、開かへん、と言ってる。夫が飛んで行く。誰も来てへんで。ぼけてるんやから、ほんまに。なんやねん。ピンポン鳴ってたやろ。きっともう、帰ってしまわはったわ。えっらそうに。えっらそうになんや!と、わめきながら、戻って行ったかあさん。ピンポンなんか鳴ってない。誰も来てない。正しいのはこっち。だけど、かあさんの考えを変えることはできない。出えへんからきっともう帰ってしもたわ。あんたらが出てくれたらいいのに出てくれへん。私たちが聞こえてて出ないと?いつも正しいのは自分で、こっちが悪いような言いぐさ。昼間3人でいる時、かあさんが空耳を聞いて立ち上がる。ピンポン鳴ったやろ。鳴ってない。鳴ってない。夫と私、揃って首を横に振る。かあさん、信じない。もうっ、誰か来てはるのに!と、出て行く。耳が遠いというのに、あの自信は何?かあさんの頭の中では絶対に自分が正しい。何を言っても絶対にそれは変わらない。自分に不利な話は聞かない。勝てないーほんと、むかつくー夕方、本物のピンポンが鳴った時は、かあさんは聞こえないから知らん顔してて、宅急便に夫が出たの、かあさんは知らない。その後、電話が鳴った時も、かあさんは気付かず、私が出たの、かあさんは知らない。何の役にも立たないくせに。いっそ夜のつっかえ棒もせず、放っておこうか。勝手に出ればいい。夜中に出て行って、何度でも暗闇を見て、誰もいないの、思い知ればいい。玄関出た所のステップで転けたってしらない。そのまま徘徊して迷子になってもしらない。好きにしたらいい。でも、かあさんは、いちいち忘れちゃうのだ。何度無駄足運んでも、またやーとも思わない。懲りることがないのだ。歯が立たない。相手にするのが間違いだ。つっかえ棒だって何だって、すべてかあさんのため。かあさんの顔なんか0.1秒も見たくない。それでもここにわざわざ越して来て、かあさんに疎ましく思われながらも一緒に住んでるの、全てかあさんのため。もう嫌だー!もう嫌だー!なんであんな鬼ババァのために?!あー、ため息しか出ない。少なくとも、かあさんがあほピンポンで玄関に行っても、かまうのはもうやめよう。こっちがイヤな思いをするだけ。かあさんとのバトルでストレス発散してるつもりの夫も、その虚しさに気付き始めた。決して勝てないから、かえってストレスたまるばかり。クソババア!鬼ババァ!叫びたい思いをこらえて夫と2人、愚痴をこぼしながら、眠れない夜は更けるのであった。にほんブログ村認知症ブログがたくさん!認知症ランキング【送料無料】モーションセンサー(送信機)&携帯受信チャイム(受信機)セット REV140 ≪ホームガードシリーズ≫[用途:来客感知ドアチャイム 玄関チャイム 防犯 徘徊外出検知 介護アシストに]ワイヤレス コードレスチャイム ドアチャイム 呼び出し 無線 人感センサー価格:12862円(税込、送料無料) (2017/9/30時点)