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カテゴリ:認知症 介護
かあさんをこれ以上1人で放っておけないのはわかっていた。 かあさんを訪ねると、もくもくに煙が立ち込める中で、かあさんがこたつに足を突っ込んで眠りこけてたことがあった。 鍋で魚が焦げてた。 用心のため、ガスコンロは取り除き、電磁調理器に換えてはいたけど。 だけど、当時はそこまでかあさんは呆けてないと思ってた。 少し呆けてたとしても用心深さは人一倍だから、必ず寝る前には戸締まりやスイッチの消し忘れを確認する。 だから、ぎりぎり1人暮らしを続けられていたんだけど、やはり心配ではあった。 あんなに足が腫れてたら、健康状態も良好とは言えないし。 だけど、私はバイトではあったけど仕事を持っていた。 それまで夫と私が住んでたマンションは駅に近く、電車で通勤しやすかったのだ。 それに、私はかあさんの住む家が好きではなかった。 結婚後、数ヶ月だけどそこに同居し、すごく気を使いながら暮らし、ストレスは溜まり続いた。 またあの暮らしに戻るのは… だけど、わかってる。 もう覚悟しなければ。 そして、その前に、私には一つの望みがあった。 にほんブログ村 にほんブログ村 人気ブログランキングへ 認知症ランキング 【新品】【本】巡る想い〜忘れな草〜 新人教師に光を−。保護世帯の子ども達に光を−。認知症に悩める人々の心に光芒を−。 草陰忍/著 【新品】【本】ゆかいな認知症 介護を「快護」に変える人 奥野修司/著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.18 07:32:21
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