怖ろしい夢

2019.04.08

夜、なかなか眠れなくて…
朝方になってうとうとした。

夢を見た。

着ていたパジャマを脱ごうとしてるけど脱げない。
前開きじゃなくて頭からかぶるタイプ。

あせる！
だって、仕事に行かなくては。

必死にもがくけどどうしても脱げない。
手が腕が、あがらない。
うまく動かない。
どんどん時間がたち…
もう、遅刻決定だ！

どうしよう。
ああ、脱げない〜
着替えられない〜

ふと自分の左手を見ると、なぜか指が土色になっていた。

げげっ！
どうしちゃったの？！

そのうち、中指がカサカサになってきて、ウロコみたいのが出て来た。

ああ！
手が、どんどん土色のウロコだらけの手になって行く〜〜

ここで目覚ましが鳴った。

助かった。
夢だったんだ〜
まだ6時。
仕事に行ける。

パジャマを脱いで着替えながら、考える。

怖い夢だったな。
なんであんな夢見ちゃったんだろう。

だけど、いつかトシ取って本当に着替えがうまくできなくなっちゃうんだろうか。
かあさんみたいに。

そうだ〜
ゾンビだ。

手が土色になって、皮膚がウロコみたいにガサガサになって、だんだんゾンビになるんだ、きっと。

土色は、ゾンビが蘇って墓から這い出して来た時の土の色。
だんだん乾いてウロコみたいになるんだ。

ああ、リアル。

以前、呼吸困難になって入院し、死にかけたのに復活したかあさん。

認知症が進むにつれ、段々と激しさを増して夫と私を困らせたかあさん。

まるでゾンビだよ。

で、ゾンビババアなんて呼んでたら…

自分がゾンビになる夢見ちゃった〜

怖ろしか〜