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カテゴリ:どんぐり倶楽部
連休明けにもかかわらず
マコは朝、自力で起きると、窓を開けて天気を確認。 「遠足、大丈夫だね」とニッコリ。 マコの学校は、毎年GW明けに近くの河川敷まで歩き遠足をするのです。 いっぱい休んだ後に一日勉強するのはつらいから なかなかいいアイデアだなあ^^ 明日7日と来週10日、11日と家庭訪問で4時間の短縮授業なので ゆるゆると日常に戻れそうです。 家庭訪問。 一昨年、去年は「玄関周りの掃除」のこと位しか心配していなかったのですが 今年は「どんぐり」を家での生活に取り入れることにした経緯を 先生にお伝えしたいなあ、とあれこれ考えるうちに 自分の今までの子育て、さらに生き方にまで話が広がって ドツボにはまる、というか、収拾がつかなくなっておりました どんぐりのカテゴリーを作ったにもかかわらず、 ちゃこさんのところに遊びにいったことしか書いていないので (しかも「わんぱく」は「=どんぐり」ではないのにね~) この辺で現状をご報告しようかと思います。 2月末に糸山先生の本を読んでから約2か月。 本を読み終わった直後は 「なんてステキな考え!」 と単純に気持ちがラクになっていたのですが 過去ログなどを読んでいくうちに なんというか、敷居が高いように感じて 「この世界には入っていけないかも・・・」と躊躇しました。 でも、丁度その時期にどんぐりをやっているお母さんたちにお会いする機会があり ひとりとして同じお子さんがいないように お母さんたちのどんぐりの取り入れ方も人それぞれ。 「ああ。自分が最初に「ステキ」と思った部分を忘れないで子育てしていけばいいんだ」 と落ち着くことができました。 過去ログから感じた「敷居の高さ」も どんぐり倶楽部が理想的なかたちで、効果的なかたちで伝わるように、 決して教材だけが独り歩きしていかないように 糸山先生が提唱者として、ひたすら誠実に対応されてきたからこそ、なのかなと。 1 こどもをよく見て、こどものペースを合わせ、こどもの感じたことを大事にする。 2 親が先回りしない。こどもが気づくまで辛抱強く待つ(宝物を横取りしない) 3 考えないくせをつける反復学習は、できるだけ避ける。 膨大な量の情報をインプットして、 やっと自分の言葉で整理できたのは、こんなところです。 1と2は、とにかく私がどれだけ丁寧に根気強くできるかがカギですよね。 マコが産まれてすぐにシュタイナーの幼児教育に出会って なかなか理想どおりには生活できなかったものの、 子どものもつ気質、発達段階にあわせた接し方をするということは 心がけてきたつもりでしたが この2か月くらいを振り返ると、 今までは「あとひと辛抱」が足りなかったかなあ。 私が声をかけなくても、 マコはやりたいこと、やるべきことは分かっていて、ちゃんとする。 今までは私の声かけがペースを乱すきっかけになっていたのかも。 それくらい、日々のくらしは順調です。 これが勉強のことになると、さらに注意と辛抱が必要そうですけど~。 つい、うっかり余計なことをばらしてしまうんですよね。 毎回、「宝物を横取りした大人げない人は誰ですか」 「はい、ごめんなさい」と反省しています・・・ 文章題をはじめとした、どんぐりの教材は、 まだ使う時期ではないような気がしています。 それまでは私が楽しみたいと思います。 で、3の部分です。 家では、当然反復学習をやらせたり、勧めることはしませんが 宿題と授業中にすることをどうするか。 1・2年の時、朝自習のプリントと授業中のドリルの繰り返し (「この問題が終わった人はドリルやってて~」というやつです) で計算が速くなったマコ。 家でも半年くらい週一で「百ます」してた時期がありましたが 学校の課題でしてきた量は比べ物にならないくらい多いです。 本人が、反復学習を苦痛に思わないところが一番心配なのですが 授業でやることをやらないで、といってもマコが困るだけので 「ゆっくり丁寧にやってみてね」 「時間があまった時、本を読むとか他のことでもいいなら、ドリルはやめとこうね」 と伝えました。 マコの担任の先生は、早く終わったら本を読んでいてもOK。 ドリル(計算・漢字)は、1回目はノートにするけど、 2回目は書き込みでそれ以上しない。 基本的に授業中にやって、終わらなかった時だけ宿題。 プリントは、今まで宿題に算数が数回でているけど 「時計」のものが2~3回、 あと、連休前に出されたのはこんな問題。 「○○さんの教室には、たてとよこに同じ数の机が並んでいます。 ○○さんの右には3人、左には1人います。 ○○さんは前から3番目、後ろから4番目です。 教室には、いくつの机があるでしょうか」 おお、読んだだけではすぐわからないけれど 絵に描いたらすぐわかる。 どんぐりみたいな文章題ではないですか~ (ここで、マコは絵を描いたあと、1個づつ数えて30としたのに、 私が確認のためこっそり描いていた絵の5×6をうっかり見られてしまい 「あ~、掛け算?そうか~」 ごめんよ、マコ。自分で気づく機会を奪ってしまって・・・) 音読は毎日宿題になっているけど 教科書は新しい単元に入った時に1~2日だけで、 あとの日は毎日違う詩を選んでコピーを配ってくれる。 ゆっくり読んでも1分くらいの短い詩で これは、私が毎日楽しみなくらい。 どうやら、3年生の5クラスの中で、 反復学習と宿題が一番少ない先生みたい。 このままの状態が続くなら、 宿題について何もお願いすることはないのでは? そう思いつつも、 こういう先生だからこそ、どんぐりのことも伝えてみたい。 ちゃこさんから頂いた資料のうち ・どんぐりQ&A ・「感じない、味わえない、考えない学習」を 「感じ、味わい、考える学習」に変える方法と教材 ・良質の算数文章題と子どもたちの作品例 ・げんごろう先生の目で見る算数 をお渡しすることにしました。 今日、19日? 下書きのまま、ずいぶん熟成?していた割に、 大したことない内容だな~。 家庭訪問当日も下書きまではしてます。 近いうちにアップしますね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なかなかコメントを書きに来れずすみません。
更新されれば必ず拝読しているのですが。。 どんぐりの件、私もちょこちょこサイトを見たりしていますが、 確かに、これは私にはできないわ~と思ってしまうことも、今はあります。 程よく、出来る範囲で取り入れられると、いいんですね。 反復学習を避けるというのは新鮮です。私も最近百ますやらせてないな。 特に理由はなかったんですが。。。百ますやらせると、目に見えて計算がよく出来る、 ようになるように感じる時期があって、そのときは惹かれていたんですが。。 まとまらないですが、何にせよ程度や頻度や加減が大事で難しいですね。。 家庭訪問の記事も楽しみにしています。 (May 20, 2010 06:31:25 PM)
よさこさん
こんにちは~。 こちらこそ、読み逃げばかりで失礼してます。 よさこさんのブログは充実していて、読んでいると こちらまで少し成長させてもらっているようです☆ どんぐり、「これでいい」とも言い切れないのですが 全部を受け入れられないからって 全部を否定してしまったら、もったいないよね、 そんな感じなのです。 こんなゆるゆるな割には 「私の記事で初めてどんぐりを知る人に 悪い印象を与えたくないな~」というくらいの 思い入れはあるんですよね。 で、なかなか筆?が進まない。 好きな作家さんの作品について書くときと、ちょっと似ているかも。 (May 21, 2010 12:35:07 PM) |