北欧切手の整理はおしまい!
いやー、思ったより大変でした。フィンランド切手とスウェーデン切手を片付けるのに1週間もかかるとは! とくにスウェーデンが大変。あれは…スコットカタログだけを頼りにしていたら、もっと大変だったと思います。Freestampcatalogue.comの画像にだいぶ助けられましたよ。もしもこのサイトがなくなっちゃったら…そんときは、ミッヘルのオンラインカタログの会員にならなくては!?(でもドイツ語はイヤだ…。)スウェーデン切手はデザインのハズレがほとんどなく、集めて楽しい切手だと思います。まあ、伝統的に凹版切手が主流なせいで、色数が少なくややさびしいところはありますが…。(近年はさすがに、フルカラーのシール式が増えてます。) 私の好きな切手。トロサの町(1973年)スウェーデン切手は、手に入った切手だけをしげしげと眺めている分にはシアワセなのですが、ひとたびカタログを見てしまうと不幸になります。(^^;;だって、持ってない素敵な切手がいっぱい載っているんですもん。大きくて絵柄が素敵なのは、たいがい切手帳なんです。そんでもって、使用済みの切手帳単片はカタログ価が高い。どうかすると、未使用よりも使用済みの方が高かったりします。そーゆー珍しい切手帳の使用済みは、私のぬるい切手交換にはほとんど入って来ないんですよね。しょうがないので、スウェーデンの切手だけは未使用とかカバーをけっこう買っています。これでうまい具合にコレクションの穴を補完できたりするのですが、今度は整理の方法に困ります。現状では、使用済み単片とそれ以外の大物は別々のところに収納しています。本当はもっとどうにかしたいんですけどね~。スウェーデン切手の整理は、ただでさえ、同じ図案で切手帳とコイルの2パターン(ものによってはさらにコイルがタテ目打とヨコ目打の2種)が有ってややこしいのです。さらにさらに。70年代くらいの切手には用紙のバラエティもあるのですが、これは私には区別がつかないので分類するのをあきらめました。もうひとつわからないのが、時々切手の裏に刷ってある番号。コントロールナンバーってやつでしょうか? 何のために? どういうタイミングで? (誰か教えて下さい!)そんな、ややこしくも美しいスウェーデン切手。99年くらいからでしょうか、インクジェット印が使われるようになったようで…(T-T)。どばっと吹き付けるインク(?脳内イメージ)に汚され、図案が台無しになった使用済切手がドッサリ。繊細な北欧切手が、カナダ切手か何かにドカーンと変身したようなかんじ。(…って、カナダ郵政さんすみません。でもあの印はいただけない…。)使用済み切手コレクターにとって、全世界の「インクジェット消印採用」と「剥がれにくいシール式切手増発」への流れは、受難です……。気を取り直して、フィンランド切手。80年代くらいまでは、絵柄もおとなしいし、発行数も地味。かわいい切手は、年に1度クリスマス切手が出るくらい。90年代に入ったあたりから、かわいい路線爆発。例えばこの切手→91年キャンディ産業100年(リンク先はマルメイト、現在品切れ)。シックな紺色+上下金色で、たぶん実物の方がスキャン画像よりキレイです。91年の日本はまだ封書62円時代で、歌舞伎シリーズとか水辺の鳥とかをやっていたころです。フィンランドのかわいい路線がいかに時代を先取りしていたか、わかります。90年代後半からは、切手帳や小型シートが増えて来ます。 画像は97年のグリーティング切手。ちなみに同じ年の日本のグリーティング切手はドラえもんです。日本は"KAWAII"の語源の国ですが、切手のかわいさはフィンランドの3歩うしろを行く感じ。 **…とりあえず、北欧4カ国の記念切手の整理がざっと終わりました。(普通切手は…実はデンマークしか整理できてない(^_^;)…でももう燃え尽きた。)主要な国でまだカオス状態なのは…フランス、カナダ、そして日本の切手!(爆) こりゃ、ぜんぶ手強い…。もう少し小さなところで整理待ちなのは、新チェコ、ギリシャ、ポルトガル、ルクセンブルグ、アイスランド、トルコ、タイ、ニュージーランドあたり。…書いてて気が遠くなって来ました。一生遊べます!