出遭った名前。

図らずも遭遇したって感じ。 これも仕組まれたことなのかな。 脈絡もなく教えられた名前。 初めて聞く名前なのに何か引っかかり。 教えてくれたのは「夜明け」の空気と色を持っている人。 綺麗で清しい輝きを見せてくれてる。 多くの水を湛え「さしむかふ心は清き水かがみ」という句を 思い出させてくれた人。 その名は奇しくも「明けの明星」を意味するらしい。 教えてくれた人と同じ時間に属してる。 少し調べただけでも名前を奪われ哀しい物語も持つ。 強烈に恐ろしい方のようぢゃがどこか恐れがない。 何だろこの気持ち。