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半年ほど前から、週1回、高齢者宅の掃除と食事作りに行っています。
一応、時給800円頂いていますが・・・少しでも役に立てれば!という思いから~ 今日は、そこで活動して色々感じている事~半分は愚痴になってしまうかも知れませんが書いてみようと思います。 95歳の女性と60代の息子、二人家族のお宅です。 建て前は、高齢者を支援する為の活動です。 初めてお会いした時、息子さんは国土交通省勤務と聞き(現在は定年退職?)、典型的なお役人というイメージで、初対面の私とは顔も合わせないような、無視している感じがしました。 良く言えば、人見知り? 悪く言えば、どんな人か分からない人とは打ち解けられない。 そんな印象でした。 まぁ、最初の1ヵ月程は、今日は○と○を作って下さい~最低限な事しか言わない! 確認しようと聞きたくとも、つい気を遣ってしまいます。 それが、最近は行くと、待ってました!とばかりに「昨日ねぇ~・・・」と台所へ来ては、しっかり張り付いて世間話を始める。 野菜の皮を剥くのに必死で、会話の相手をするほどの余裕もありません。 早く何処かへ行ってくれれば良いのに・・・ 2時間の間に4部屋と風呂、トイレ掃除(基本的には、利用者が使用している範囲のみという決まりがあります) 3部屋は対象外のはずですが言えない(-_-;) 料理は、これも又、利用者一人の食事を作れば良いのです。 が、最初の説明では、鍋物などの場合は、同居人の分も一緒に作って欲しいと言われれば、それは臨機応変にやって下さい。と言われています。 ところが初日、コロッケは12個も作り、筑前煮も大きな鍋にいっぱい! この材料、全部使っちゃってください!と言われれば大量になります。 いつも2品リクエストがあるので時間も目いっぱいかかります。 先日は、おでんの要望があり、まるで相撲部屋で使うような大きな鍋を持ち出して来て、3日食べますから!~と 卵10個、豆腐2丁、大根1本、ジャガイモ15個、こんにゃく大判1個、がんも、ちくわ、ちくわぶ・・・ 10人前位ありました! 全てがこんな調子ですから、サトイモ、ゴボウ、レンコン、大根、人参入り煮物は毎回作っていますが、半端な量ではないので、皮むきが大変です。 皆、これほど大変な思いをしているのかしら~とつい考えてしまいますが、息子さんは、行くたびに「有難う、有難う。」と何度も言ってくれるので、辞めるに辞められません。 昔の話も~ 政治家の秘書官をしていた頃は、答弁の原稿作りに明け方までかかり、徹夜したことも何度もあったとか・・・ 皇居へ園遊会に招かれ、当時の首相からの招待状まで出して見せる。。。 適当に相づちを打って聞いていますが、普段喋る人もいないのでしょうね! このサービスを利用するには、色々な決め事がありますが、あるようでない! 対象者が高齢者ということで、我々協力者にかなりの負担を強いられているという現状もあります。 市の福祉協議会が主体なので、我々も登録料として年2000円を支払います。 なので、ボランティア色が強いです。 民間業者(例カジアル)に掃除を頼むと、時給1200円くらいです。 常識の範囲内であれば、これほどの要求はしてこないと思いますが、人それぞれ考え方も違うので難しいです。 これでは家政婦と同じ!といつもそう思いながら続けています。 でも、人から必要とされていると思うと、つい頑張ってやってしまうものですよね~ 有難う!という言葉を聞く度に、『まっ、いいか!』と思ってしまう自分がいます。 明日は雛祭り~ 夜には雪洞を灯して雰囲気を楽しんでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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