2021/09/14(火)15:26
和食の真髄《分とく山》
過去にランチ、ディナー。
そして今回は、ランチで16500円(税込)のコース。
コロナ禍にあって、現在は飲食店で飲酒できませんが、高級料理を食す際は水やノンアル・ビールのほうが味覚が損なわれずに味を堪能できると思います。(あくまでポジティブな考えで、そりゃもちろん少しの酒をたしなみながら美食を味わうほうが気分も高揚して楽しいに決まっていますけど)
風情のある門構えです。入り口には、感染対策の検温や除菌など。小皿の上に載っているのは?飾りでした(笑)
~先付け~タコと蓮根、緑酢かけ。※緑酢は、
合わせ酢にキュウリのすり下ろしを合わせたもの。緑酢はタコとよく合います。手前は緑酢で隠れていますが、揚げナス。右の赤い茎(草)は蔓紫(つるむらさき)で、
私は知らなかったです。独特の臭いがあるそうですが、
よく分かりませんでした。食感は、ややヌメりがあります。
~前菜~左上「カラスミと餅米」左下「イチジク」イチジクの上は「穴子の煮こごり」きちんと撮れば良かった……。右手前「鮎の共肝焼き」上「万願寺唐辛子」の天ぷらで、中は「海老しんじょう」~お椀~干し貝柱のすり身(奥)冬瓜(中央)~お造り~中央「車えび」のボイルですが、
中は絶妙に生に近く、高級海老の
歯ごたえある食感と旨味を感じられました。手前は「湯葉」と「青のりコンニャク」函館産の「赤バフンウニ」、
下は山芋。ウニは濃厚で、
似たような食感の山芋とベストマッチ。青森産「ヒラメ」とても歯ごたえがあって、
噛むごとに甘みもありました。
~アワビ~レンコン餅を揚げたもの(右側)
が載っていて……。青のりを食べると、下にチーズが。さらに……。アワビが肝ソースの中を泳いでいます。こんなアワビの食べ方もあるんだな。
と感心しました❢
~伊勢海老~
~炊き込みご飯~白雲丹(うに)です。赤雲丹のようなネットリ感はありませんが、
香り高くご飯と合います。茶碗で2杯、残りは
折り詰めにして持ち帰りました。
~甘味~梨の柚子ゼリーかけ。上に載っているのはクルミです。レンジで温めたら、店の味を再現できます。
和食とは本来、
日本の豊かな四季の中で
それぞれの季節の旬の食材をいただく《文化》です。
特に当店は、それらの食材が持つ「素材の旨味」を
シンプルでダイレクトに伝えてくれます。
それは、食材を知り尽くしていないとできません。
今年の1月26日、2月2日にも
分とく山の『美味しい記事』を書いています。ぜひ、見てください❢❢