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カテゴリ:少女マンガ(ファンタジー・SF)
最終巻の14巻が出てからだいぶん経つのに、いまさらですが……。
和田慎二さんのマンガです。 主人公の鹿嶋リンは、まるで要塞か牢獄のようなヨーロッパの女子校の生徒。物語は、祖父 と姉の不審な死を知ったリンが学校を脱走し、実家に戻るところからはじまります。 彼女の実家は、鹿嶋操流と呼ばれる人形師の家系。鹿嶋家に伝わる『木偶(でく)』なるものを核にしてつくられた人形は、ひとりで動きまわることができる…。 ぶっ飛んだ設定、悲劇的な始まりのわりにはギャグ満載という楽しいマンガです。 14巻まで発売されており、14巻の巻末で作者が亡くなったと知って驚ききました。(読んだのは発売日なので、だいぶん前ですが) 話の最後に次から最終章に突入するという予告があり、そのあと、訃報とともに、編集者に 語ったという今後の展開が載っていましたから、作者の頭のなかで最後まで話ができていたよ うです。 それを描かないままこの世を去ったのは、さぞ心残りだったことでしょう。 でも、巻末に今後の展開が載っていたのと、クレイジービエロのエピソードが気持ちのいい 形で完結していたのとで、きりのいいところまで読んだという満足感はありました。 そりゃあ、ラストまで読みたかったけど。 【送料無料】傀儡師リン(14) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月19日 17時38分34秒
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