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28.暴力大将

暴力大将@どおくまん。
暴力大将

全23巻。
俺的には、
先日、近所の古本屋にて、
偶然にも、全巻セットを発見。
値段を見ると、奇跡の「1000円」。
当然、即買い。

中坊(@シマウマ)の頃に、
誰かの家で読んで以来。
当時、クソ面白かった、という記憶があった。
で、今回読み直してみたが、
当然、中学生のころとは
違う感想をもったわけやけど、
それでも十分、おもしろかった。

で、作者のどおくまん。
俺もネットで調べて知ったが、
わけが分からんことになっとる。
以下参照。

NNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN

どおくまん

正式名称は「独立大阪漫人集団」、
その略で「独漫」より「どおくまん」と。
ただし創立メンバー四人が
「どおくまん」「みわみわ」「太地大介」「小池たかし」
のペンネームを持っているため、
プロダクションとしての「どおくまんプロ」と
リーダーの「どおくまん」は別物である。
漫画家としての「どおくまん」は
リーダー名である場合とプロダクション名の場合と混在している。

(参照元:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a4%c9%a4%aa%a4%af%a4%de%a4%f3?kid=28950#f1)

NNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN

ってことらしい。
まあ、どうでもいいけど。
有名どころの作品としては、

「嗚呼!!花の応援団」

などがあるが、
この辺の作品に対して、
俺的に造詣が深いわけでもないし、
一応はよんどるが、
思い入れがあるわけでもねえ。
正直なところ、
どおくまん、に関しては、
この暴力大将以外は、俺的にどうでもええ。

で、この暴力大将。
作者いわく、

「リアリズムスーパーアクション出世物語」

ってことになっとる。

リアリズムかどうかは、
なんともいえんが、
スーパーアクション出世物語
ってのは、間違ってねえ。
まあ、作者がそういってんだから、
俺が違うってのもおかしな話やけど。

時代背景的には、
第二次世界大戦前夜。
その頃の日本が舞台。
主人公、力道 剛(りきどうごう)の
少年時代が始まる。

その後、舞台は少年院や、
戦場@太平洋戦争、
戦後の日本へと変わっていく。

そんなかで、
すげえ成長を遂げていく
力道剛を描いたのがこの作品。
まさしく、スーパーアクション出世物語。

1巻のあたりを読んでる時点では、
後々のクソスケールのデカイ話は想像もつかん。

で、巻が進むにつれて、
スケールがクソでかくなるんだが、
話のスケールがでかくなるにつれて、
主人公自身のスケールもクソでかくなる。

戦争に行く辺りから、
力道の器のでかさにまじでやられる。

上に立つに人間の器のでかさをクソ見せる。
また、人間が生きていく上での心の持ち方なんかも
豪快に言ってのける。
熱い。

つうか、戦場での話。
この辺は相当熱い。
戦争の悲惨について、
言及した台詞も多く、
作者自身が、
相当の熱をもって描いとるんやねえかな。

まさに終戦記念日に上げるにふさわしい漫画かもしれんぞ。

まあ、話の展開が調子よすぎるところもあるが、
その辺は、少年漫画。
エンターテイメントって奴よ。


それから、はっきりいって、
絵はうまいとは言えないし、
どっちかっていうと
汚いって感じだが、
それがうまいこと活きとる。
FUNKの泥臭さがあるかもしれん。
なかなかの作品やろう。

個人的には、
最後の終わり方には疑問符。
話がでかくなりすぎて、
作者自身も収集がつかなくなった
ってところかも。

まあ、まんが喫茶なんかにいけば
あるやろうから、
あれやったら是非。

今日はこんなもんで。

ピース。



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