雨にも風にも汗疹にも
WHATSMAN@NNNちょっとした異動、まぁ席替えみたいなものがあって、俺の隣にはイタリア人みたいなクソ男前が座っとる。鉄人DNAこと室伏を細くしてより男前にした感じの男で、身長も180以上ある。以前はバーテンダーをしてたらしいし、超ド級の「モテ」をもっとるはず。この男前、年齢的には俺の一個下で意外に気さくな奴。いろいろと話してるうちにわかったがかなりお洒落に気を使うタイプ。やはり冬場はブーツで当然ながら、ブーツイン、らしい。「はじめてブーツにインするときって、恥ずかしくないんか?」@俺「そりゃ、恥ずかしいっすよ。何度も鏡でチェックして、外に出た後も、不安でしょうがないから、街角のショーウインドウみたいなのでも何度も、大丈夫かのー、ってチェックを繰り返しましたよ」@男前「やっぱり、そうなんかぁ」@俺「が、こっからがポイントです。そう思うのって、最初の一回目だけっすよ。二回目から、楽勝ですから」@男前同様に夏場もTシャツにストール、とかを出すらしい。一回目のストールは緊張したし、アセモができたりもしたらしいが、それでもやるしかない、とのこと。この男前が言うとおり、何でも一回目の壁ってのはある。逆に言えば、引き返すなら、この一回目に行くまでかもしれん。俺の母ちゃんが言っていたが、「コジキは一回したらやめられん」って言葉とつながる部分がある。コジキを一回したら、働かんでも、残飯等の飯が食えるのでこりゃ、サイコーってことになり、コジキをやめることができん、ってことらしい。ようわからんが。一応、念のために書いておくが、うちの母ちゃんはコジキは未経験。何せ、一回やったら戻ってこれんし。話をもどそう。その男前も俺の一個下ってことで36歳、既婚者なわけだが、この気合はやっぱすげえ。本人も、「ブーツに裾を入れる必要性も夏場にストールを巻く必要性もまったくないんですよ。だから、怖いのは怖いです。『見てみ、アイツの気合は半端ねえぞ』って、言われるのは。が、ブーツに裾を入れてみたかったし、一回入れた以上は、もう仕方ないです。」みたいなことを言っていた。雨にも風にもアセモにも負けずSTEELO。正直、俺も数年前から、ブーツインには興味があるため、どんなブーツに、どんなパンツをインしたらええんか等を根掘り葉掘り聞いてみた。が、たぶんインできんやろう。なにせ、背が低い。ああいうのはスタイルが良くねえとむげえ。この男前でさえ、気合を図られる中傷に焦ってるのに、俺などができるはずがねえ。が、たぶん今頃、AUはインを出しとるんやねえかとみとる。オリジナル「ダイアモンド」スタイル。好きな服を着てるだけ、悪いことしてないよ@プリ×2その男前も、元はストリートな服装だったらしいが4、5年前からきれい目に転身したらしい。よくそこで、ダウンタウン浜田、奥田たみお路線を選ばず、LEONみたいな方向に行けたな、と頭が下がる思い。まぁなんだかんだいったところで、今は服を買う金もねえ。眺めて楽しむのみ。今日はこれで。ピース。