カテゴリ:まんが道
WHATSMAN@NNN
今日は、軽めのまんが道。 へうげもの@山田芳裕 現在、連載中。 単行本では4巻まで。 同作者の代表作といえば、 デカスロンや、度胸星などが 俺的にパっと(@Z)頭に浮かぶが、 泥臭いというか豪胆というか、 かなり独特の絵のセンス。 個人的にはかなり好きなタイプ。 で、内容。 これ、かなりおもしれえ。 時代背景は、戦国時代。 読んだことのある人は、 「花の慶二」を思い起こす人もおおいはず。 慶二の風流とか、カブくとか、 その辺をど真ん中にすえた作品。 主人公:古田左介 aka 古田織部は、 武人 aka 侍(@越中)でありながら、 風流な茶器とかにクソ執着。 へうげた物をクソ好む。 趣とか風流とか、そういうものを好むことを この漫画では「数寄」といい、 主人公ほか、多くの数寄者が登場する。 簡単に言えば、洒落た物の収集家。 へうげたものをクソ集めたいってところ。 この辺は、マジでB-BOYにも共通する。 まじのレアもの、 珍しいだけやなく内容もクソいい稀少物とかってのに B-BOYはクソ惹かれるはず。 7インチの原版をマジで欲しい、 ってのと同じ世界。 FIGUREとか漫画とかも同じ。 B-BOYにはコレクションする癖がある。 Bな輩の奥底をくすぐってくる。 つうか、作品中、 多くの数寄のものが登場するが その代表格といっていいのが 織田信長(@将軍スタイル)。 マジでクソ渋い。 慶二でいうところの、かぶっきぷりが半端ねえ。 クソカブいた格好で登場したりする。 本能寺の場面とかは、マジでクソ圧巻。 ネタバレせん程度に書くが、 本能寺のあの展開はクソすげえ。 光秀と秀吉。 史実としてもそう思えてくるくらい。 あと、千利休とかも登場し、 この辺の描き方も俺的に、かなり好き aka 数寄。 また、擬態語っていうのか、ようわからんが、 「ガニッとした風貌」とか「ハニャっとした形」とか、 独特の言い回しが、かなりいいところをついてくる。 基本的に、熱い画が特徴だとは思うが、 なかでも、この作品には相当気合いが入ッとる気がする。 また、この人の漫画に共通するんかもしれんが、 とにかく登場人物が人間臭い。 泥臭く、そしてあったかい@マーキー。 満を持しての歴史物って感じかもしれん。 今後どうなるなるか、わからんが、 いまのところ、おもしれえ。 ただ、度胸星の残念な終り方もあるだけに、 マジでガッチリ描いてくれることを祈るばかり。 これは相当おすすめよ>AU 古田織部が主役ってスゲエ漫画。 李三平が主役の曲を書いた方がええんやねえか?>AU NHKの大河ドラマで、 このへうげものをやる価値があるんやねえか、 ってくらいにおもっとる。 今日は、手抜きですが、こんなもんで。 ピース。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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僕もへうげもの買ってます。
茶室が宇宙になってるシーン好きです。 (2007年03月06日 23時31分52秒)
w@NNN
>木戸さん >僕もへうげもの買ってます。 >茶室が宇宙になってるシーン好きです。 ----- どうも。 確かにあのシーンは圧巻。 手元に置く価値のある漫画です。 (2007年03月06日 23時57分31秒)
「数奇」は現代のマニアとかオタクに繋がる部分があるなぁと思いつつ俺も毎週チェックしてます。
あの絵のタッチだと陶器について何も知らない人でも興味が湧きますよね (2007年03月07日 00時09分13秒)
山田芳裕にはデカスロンで「何、この構図!」ってやられて以来、はまってます。(棒高跳びで飛んだ時に、遠くに富士山が見えたりね。)
雄山@美味も織部がクソすき見たいやし、とにかく打ち切りにならないことを願うばかりやね。 (2007年03月07日 00時53分39秒)
やはりど真ん中でしたかぁ
イイすよね。 オレも最近では女のケツを見るたびに 「なんともマルンっとした」 とか勝手に頭ん中で思ってます。 ちなみに最近は陽だまりの樹を読み中です。 やっぱ歴史モノはオモロイっすね。 (2007年03月07日 13時40分28秒)
WHATSMAN
>DJn@whocrowさん どうも。 >数寄 数寄ってものは、 俺的にBの匂いがある。 HEDZとしては、 この漫画に惹かれて当然やろう。 関係ないですが、 マイメンONO-GODは そちらのBLOGのファンで、 「卒業したみたいやねー」 とか、 「ファイナルファンタジーにはまっとるみたいよ」 とか、普通に言ってくる。 ハードチェッカーの代表格やろう。 (2007年03月09日 18時08分49秒)
ワッツマン
>ISSYさん この漫画に関しては、 まえにもイッシーが書き込みしてたよね。 やはりわかってらっしゃる。 歴史物に関しては、 大抵は大筋で史実に従うため、 ある程度の行き先はわかる。 だからこそ、 その描き手の手腕がクソ重要。 勉強させるだけなら 「漫画で分かる歴史」 とかと変わらん。 そう考えると、 歴史ものに挑むのは、 漫画家として、結構覚悟がいるかもね。 (2007年03月09日 18時13分12秒) |
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