カテゴリ:NNN情報
WHATSMAN@NNN
昨日の続き、 SIDE-A(@モセキのカラオケ屋)。 あれ、さっきもA面やったのに、 と思った人も居るかもしれんが、 今回のこれは、意地の両A面。 っていうか どっちをA面なのか、区別が付かん。 なにせ、こっちもクソかっこいい。 B-BOYはB面に注目しろっ、 という教えがあるので、 ここはあえて、両B面といってもいいかもしれんな。 「街角の月の下で」 この曲はまずなんと言っても、 札幌が生んだILLな犬将軍、 DJ DOGG@MIC JACK PRODUCTIONのプロデュース ってことをまずは書かんといけん。 セブンシーズ~のドラムを聴いたときに そのぶっとさにマジで焦ったが、 今回は、それを越えたっていわれとる。 とにかくクソ太く、クソ黒いドラムパターン。 バスドラからスネアに行き着くまで、 とにもかくにも穴がまったくねえ。 小さく叩けば小さく響き 大きく叩けば大きく響く とは、西郷隆盛を評して使われた言葉だが、 この曲のドラムは小さく叩こうとも また大きく叩こうとも、 とにかく腹の底にどでかく響く。 はねたハイハットの入り方とかも、 これまで聞いたことがねえやり口。 まさに前代未聞。 かといって、奇をてらった わけのわからんヘンテコなビートなはずがなく、 王道を行く音なんだが、 その一つ一つ、そしてシーケンスパターンが これまでにないFUNKを生み出しとる。 DJがクラブで回すときのこともしっかり考慮してか、 頭にドラムがしっかりと入っとるから、 かなりつなぎやすい。 確実にクラブユースな一品。 で、歌い屋側はどうか。 幕開けから振り返ってみよう。 ユラの言葉をクソいい感じで擦ってくる。 実物のユラより、カッコいい感じになっとる。 ユラはこの曲に参加せずとも、 その存在感をキラリと光らせた。 つうか、この曲は、 某レコ屋の紹介ページにもあったように、 コンセプトは、親不孝のBLUES。 sionの名曲「午前3時の街角で」に 俺がクソ憧れて、 その匂いをどうしてもやりたかったから、 カイマとAUにお願いして、 なんとか参加してもらっとる。 原曲を知っている人なら、 その匂いはつたわるかも。 深夜の路上、月に照らされながら、 B-BOY、もしくは社会人が一人歩いている。 飲んだ帰り道を想像してもらってもいい。 そんなとき、やるせない想いが甦り、 クソガッ、と咥えていたタバコを 道路に投げつけたことがある人なら 気持ちは伝わるかもしれん。 俺もいい年なわけで、 いろんなものを背負って生きてる。 で、とにかく俺がおねがいしたのに、 ふたを開けたら、 カイマネントが 俺よりもすげえブルースを生み出しとるやねえかっ。 まぁ、それはいいとして、 順におってみる。 一番手。 この曲は、AUが先陣を切る。 AUらしいリリックといえば、 身内関係者はピンとくる いつものスタイル。 それがまたこのビートにビタはまり。 アイツも仕事が忙しい。 それがFUNKなのかBLUESなのかは、 表現者、そして聞き手次第。 俺的には、 「通り過ぎる決断の連続」 というラインに打たれた。 二番手。 すげえ音と共にWHATSMANこと俺が登場。 この音がクソ渋いとしかいいようがねえよ>DOGG まぁ天神抒情詩。 聞いてみて欲しい。 そんで、最後。 カイマネント。 俺が考えたのに カイマネントの歌になってしもうとるやねえか。 マジでクソ歯がいい。 しかも、何度も取り直し、 自分だけクソかっこよくできあがっとる。 マジでなんなんか、アイツはっ。 まぁたしかにかっこいい。 俺はこの曲のカイマこそが、 本当のアイツの腹から出した詩とみとる。 腹から出した声がおまえに届かないなら おれはもう歌うのをやめるよ、 とSIONが何かの歌で言っていたが、 このカイマの歌はまさしくその領域。 とにたく詩を大切に聞いて欲しい。 俺はクソ好きな世界。 カッコいいよ、まじで。 そして、この曲に関しては、 とうぜんながら、インストを収録。 この曲のインストを入れんで、 何をいれというのですか、神様。 ひたすらカッコいい曲になった。 マジでありがとう>DOGG。 そしてこの両A面、 いや両B面には、 もう1曲おまけがついとる。 OL TIME KILLIN。 以前、DJ AのミックスCDにも収録されたし、 噂のMYSPACEにも写真付きであがってるので、 聞いたことがある人もおるかもしれんけど、 今回はそれとはまったく別の代物。 シドニーシェルダンも愕然とするくらいの 真夜中は別の顔。 これまでのはあくまでDEMOバージョン。 今回は、オリジナルの方。 音をDJエースが担当。 まったくイメージが変わるはず。 そして、このオリジナルバージョンの もっとも大きな違いは、 意地でROOT2が参加しとる。 この差はマジでデカイ。 アイツがおらんとNNNは完成せん。 ルーツ内閣参謀が、 好き勝手やらかしてくる。 鳥人間コンテストで新記録を打ち立てるレベル。 とにかく聞くしかねえ。 今回のエースの音は ある種エースらしい音。 個人的にはかなり好み。 大人のにおいがクソある。 一聴したところ、 JAZZY、という言葉が口を刺すかもしれんが、 気が付けば、これは完全にFUNK。 JAZZ FUNKといった気の利いたもんじゃねえ。 JAZZな音を用いて完成させたFUNKやろう。 つうか、 曲中に、 これでもかっって感じで出てくるエースの擦り。 今回は、フレーズを上手いこと擦りつつも、 そのスキルフルなやり口には 5本マイクも舌を巻く。 この曲の原点はたしか2001年とか それくらいで、俺がNNNに復活する前夜にまで遡る。 そのころからこの曲は ひたすらライブで歌い続けてた。 俺らとしても クソ思い入れのある一曲。 と、ここまで 今回の12インチシングルについて 書き殴ってきたが、 ここまでのヴォリュームが 1枚の皿に詰め込まれたら、 これはもう擦り切れるまで聴いてもらうことを祈るばかり。 どんくらい流通するのか、 おれの関知しないところではあるが、 せっかくなので 一人でも多くのヘッズにきいてもらいたい。 そして、 この後には、 堂々のフルアルバムが控えとる。 これをキッカケに とんでもねえところまで走り続けたい。 ちなみに、 初回は超限定のNNNステッカー付き。 これをそこらかしこにベタ張りしていただきたい。 SIDE-B 1.親不孝三十六房 -五節棍 VERSION - 2.親不孝三十六房 INSTRUMENTAL 3.親不孝三十六房 ACAPPELLA SIDE-B 1.街角の月の下で - DJ DOGG VERSION - 2.街角の月の下で INSTRUMENTAL 3.OL' TIME KILLIN'- ORIGINAL VERSION - 4/20 発売予定 完全限定生産 仕様 : 穴あき黒ジャケット 初回特典 : ステッカー付き レコのデザインは、 マイメン、ISSY@横浜在住。 意地の2児のパパらしいが、 クソいい仕事をしてくれた。 まじで、俺らのイメージにぴったり。 クッソ感謝>ISSY 今日はこんなところで。 PEACE。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年03月08日 00時47分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[NNN情報] カテゴリの最新記事
|
|