NNN@WWW~Natural9Nationの日々書き殴り~

2010/08/10(火)22:07

銀ちゃん、カッコイイ

NEWキネマPARADISE(34)

WHATSMAN@NNN 今日は映画の話。 タイトルで、すでにピンときた 勘のいい読者も多いハズ。 「蒲田行進曲」 リーダーAUの大推薦、 「この映画は、間違いなくおまえの好みのはず」 という言葉を受け、 先日、見た。 結論から言う。 クラシック。 しかも大の付く名作。 つうか、この映画、 嫌いな人の方が少ないんやねえか、 って思わすレベル。 つうか、 原作、つかこうへい、で 監督、深作欣二、という時点で ある種、クラシックが確定する。 俺もそうだったが、 蒲田行進曲、というタイトルは知ってて、 映画の話ってことと、 例のあの歌と、 階段落ち、ってのを知ってるレベルの人も多いハズ。 内容的には、 銀幕スター:銀ちゃん(風間もりお)と その取り巻きで大部屋(平田満)のヤス。 そして、売れなくなった女優で、 銀ちゃんに捨てられ、 ヤスが押し付けれらた小夏(松坂慶子)の 三人を中心に描いた 映画製作の内側を絡ませて描いとる。 クッソわがままで、調子乗るタイプの銀ちゃんと いいように使われたり殴られたりするのに、 それでも銀ちゃんについていくヤス。 ヤスが銀ちゃんに言うセリフが、 「あっちゃん、カッコイイ」でも 「鶴くん、カッコイイ」でもない。 オリジナルの 「銀ちゃん、カッコイイ」 なわけ。 このフレーズは聞いたことがある人も多いハズ。 にしても、 ヤスの映画に対する思いがクソ熱い。 俺はどうでもいい。 イイ映画が出来たらそれでいい みたいなことを言ったりするわけで、 映画が好きで、大部屋にいる役者の 熱い思いがマジでクソ伝わってくる。 セリフ回しや演出が かなりコミカルだったりして、 序盤は、 これ、AUにとんでもねえのを勧められた とか思ったりもしたが、 どんどんハマっていく。 終盤のラストに向かっていく辺りは マジで緊張感が半端ない。 特に俺がクソ泣けたこの部分。 「前はね、平気だったのよ。何言われてもね。  ヘラヘラヘラヘラ笑ってやってきたのよ。  それが、どうしちまったんだろうね、俺・・。  ・・・お前の事をね、好きになればなるほどね  悲しいんだよな~この心が・・・。  お前とね、一緒に生きていこうと思えば思うほどね  切ないんだよな~この胸が・・・。  お前とね、離れられなくなればなるほどね  苦しいんだよ、身体中が・・・。  どうしちまったんだろうね、俺・・・。  ほんとに・・・。」@ヤス ここで泣く以外の選択肢が見つからん。 嫁にばれないように、 コソッと涙を拭うしかねえ。 ここはマジでぐっとくるって言われとる。 平田満と松坂慶子の芝居も、 マジで間違いない。 その後の階段落ちを含め、 歴史にその名を刻む名シーンやろう。 あまり書くとネタばれするので ここらでやめとくが、 確実にみるべき映画。 邦画の中では、 俺的に5本の指に入ってくる。 ちなみに、 わかかりし松坂慶子のヌードも見れる。 マジで見るしかねえ。 そして、泣くしかねえ。 見たら、 圧巻のラストシーン等、 いろいろと議論したい。 逆境ナインの不屈闘志が、 「この映画を見てなければ 心が通じ合わん」として、 7人の侍やベンハー、 ロッキー1、2等を上げていたが、 NNN的には、 この蒲田行進曲を挙げることになるかもしれん。 見てない人は、 ぜひ見てみては。 古い作品なので、 1週間レンタルで100円とかのハズ。 今日はこれで。 ピース。

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