SIGN
WHATSMAN@NNNよくHIPHOPの4大要素が云々という話を聞くこと、また見ることがあるが、その中の一つに、エアゾールアート aka グラフってのがある。正直なところ、俺はグラフについての知識はあんまりない。街中でみかけて、「はぁぁぁ、これはええね」とか、勝手に思うぐらい。凝ったものもあれば、単に自分の名前らしきものを書いているものもある。詳しいことはしらんが、やはりは基本は自分の名前を書く「タギング」ってヤツだろう。HIPHOPがライフスタイルに定着しとる俺としては、やはり自分の名前くらいはカッコいい文字で書きたいもの。ってことで、以前、スケッチブックとマジックを買って、家で練習してみたことがある。「WHATSMAN」って文字をいろいろなスタイルで書いてみた。当然、そんないいものがかけるわけがねえ。何度も書いていたら、どうしても飽きてくる。そうなると、「WHATSMAN」ではなくて、本名(漢字)をカッコよく書いてみたりもしてた。で、それも飽きたのでポンッとそこら辺においていた。それから数日後、HIPHOPに興味のねえ友達数人が俺んちに来た。で、その中の一人が、おれ自身その存在を忘れていたそのスケッチブックを手に取った。「ヤベエっ」@俺胸中と、思うと同時にその友達が叫んだ。「モセキの町に芸能人が出たぞーっ」@友達「クソがッ」@俺心の声と思うのもつかの間、速攻で回し読み。「かぁぁぁ。なんかこれはっ。お前、いまどき小学生でも自分のサインの練習とかせんよ。しかもクソ練習しとる。30にして、歌手でもめざしとるんか。悪いことは言わん。やめとけ。」@友達恥ずかしそうに頭をかきむしるしかねえ(@俺)LIKE エスポワールでゲームの余興で負けた人みたいニヤニヤながら別室に行く奴(@カイジ)。WHATSMANならまだしも、本名は失敗やった。確かに斜めにしたり、一本の線を軸に、ひねって書いてみたりもしてた。練習ってのは人に見られたらくそムゲエ。要注意。ちなみに、ROOT2@NNNなどのタギングはクソ圧巻。そのクソすごいのをいけシャーシャーと見せてくるSKILL。どんなんかといえば、「ROOT2」と、クソ下手な字で書くのはまあしょうがないとして、その横には、なんかんしらんが「鳥が飛んどる」絵を付け足している。「この鳥はなんか?」@俺「鶴です」@ルー「はぁぁぁ?なんで、鶴がお前の名前と関係あるんか?」@俺「よく見てくださいよ。鶴が逆さに飛んでるでしょ。鶴(ツル)を逆さにしたら、ルツ、ルツ、ルツ……ルーツですよ」@ルーと、満面の笑みで俺のほうを見るルー。俺がニヤっとするまで、ずっと見とる。まじでなんかおまえはっという以外ねえ。なんなんかっ、まじで。クソがっ。恐ろしい男よ。AUなどは、手のひらに朱肉をボコ付けし、ベタ押しするSKILL。長いこと相撲取りがくる料亭で働いていた経験をここらへんで示してくる。まじでクソムゲエ。また、かってに、「井上君へ」とか書いたりする。いかれとる。そんな話はどうでもいいが、やっぱ練習は影でこっそりしたほうがええかもしれんね。まったくの予断であるが、高校生(@俺)のころ、何を思ったか漫談とモノマネの練習をテープに取ったことがある。そのテープを地元のマイメンに発見されて、もって帰られた。まじで返してくれ>ミヤ今日はこの辺で。では、また。ピース。