◇ 地球の科学と生命(いのち)
こんにちは。今日もご来訪下さりありがとうございます。久しぶりにすっきりと晴れて、穏やかな陽気となりました。運動会が多く開かれていると思うので、お天気になってよかったですね。 11月に行われるダライ・ラマ14世との対話「地球の未来への対話」のプレイベントの第一回目として東京大学名誉教授の清水博先生と田坂広志先生のお話を9月30日に伺ってきました。 テーマは「地球時代の科学と生命(いのち)」私はテーマに惹かれ、自分自身にとっても大切なテーマだったので参加することで何か気づきが得られたらという気持ちと、まだ田坂先生のお話を直接伺ったことがなかったので、参加して来ました。 専門的な内容もあって、全て理解できたとはいえませんがお二人の話を伺えて有意義な時間でした。 私にとって特に興味深かったのは場の研究所の所長でもいらっしゃる清水博先生のお話です。地球が生きているということはどういうことなのか?人間にとっては居場所であるという話から地球と私:異なるものが共存している。人と細胞。人と臓器。二重構造についてお話し下さいました。人間だけではなく、命を贈与されて生きている。命が継がれて生きていることがあり、二重構造という構造がいくつも存在しての生命をなしていること世界を認識することに、今まで気が付いていなかった視点をいただきました。 また、科学はオブザーブと現象が分かれている。本来はつながっているのに、分かれて見ている。そして、「生きている」状態を科学ではできるけれど、シナリオのないドラマを演じる「生きていく」こと、偶然の中に物語を見つける技術というのは心の力であり魂の力であるというお話が印象的でした。 テーマが大きいだけにどのようなお話になるのだろうと思っていましたが地球が誕生した時、もしかしたらその前から命が受けづがれていて、私が自分と認識している中にも外にも、他の構造として命が存在して自分が「今、ここにいるのだ」だと時間的な流れと構造的な感覚で認識することができました。 生きるとは命をいただいていることである。 次回14日のプレイベントも楽しみです。 貴重なお話をありがとうございました。 ご覧下さりありがとうございます。^^