八宝粥で朝ごはん
八宝粥は、中国ではごく一般に食べられています。栄養が豊富で、長寿食としても有名です。ただ日本人の男性はあまり好きではない方が多いように感じますが、どうでしょうか。中国人の男性は、慣れているためか普通に食べられるのですが…いろいろな豆と穀類、ナッツ類の組み合わせは、それぞれの味が混じり合って、とっても美味しいのです。実は、一週間前から、辟谷(断食)に入ろうと思い、その準備のために、お粥を食べ始めたのですが、美味しすぎて、普通にいっぱい食べてしまい、釈根灌枝です…普段米をほとんど食べないため、この期間だけはパンやパスタは取らず、いろいろ八宝粥を作ってみて、自分好みの味を探しています。ベースとなるのは、家に常備してあるもの「玄米、黒米、ハトムギ、緑豆、黒豆、小豆、松の実、クコの実」これだけで食べるときは、副菜として、きんぴらや漬物などと一緒に食べます。ここに、棗、押し麦を入れるとデザート感覚で食べられます。少し冷めても美味しい。ところで、中国では、腊八粥と言って、旧暦12月8日(1月半ば)に穀類と木の実を合わせたお粥を食べます。体を温め、血と気を養う効果があるので、寒い冬を乗り切るのには大変良い習慣です。よく使われるのは、松の実、落花生、蓮の実、栗、胡桃などのナッツともち米、うるち米、粟などです。最後に蜂蜜を加えたりするところもありますが、棗から甘味がでるので、入れなくても十分美味しいです。明日は、甘栗、ユリ根、山芋を加えてみたいと思います。甘栗は補腎助陽、ユリ根と山芋はクコと組み合わせることで滋補肝腎効果があります。胡桃も美味しいんですよね~でも、一度にたくさん入れすぎるとよくないので、やはり毎日少しずつレシピを変えて楽しみたいと思います!以前は、結構たくさん作って、三日間同じものを食べ続けるという感じでしたが、現在は、一食分ずつ作っているので、飽きることなく続けられます。ちなみに、この一週間は、「No meat, No alcohol」でした。(結局断食失敗っていうことだけど…)普段も肉はあまり食べませんが、卵、チーズも摂らないということ。出汁も鶏だしではなくて、椎茸や昆布のだし。野菜はこんなに食べるの??というくらい食べています。始めて5日間くらいは、体重は500グラムくらい増えたかな。でも、6日目には戻りました。空腹のときの間食は、主に新疆産巴旦姆殻付アーモンドとサツマイモチップスです。腹持ちがよいし、太らないです。今日は、甘栗を買ってきたので、空腹しのぎになるかな~。(甘栗って腎だけなく、脾胃も養うので、吸収もよくて、食べすぎると太りますけどね。あ~、次回はいつ辟谷するかな.....(7日間期間限定の)ちなみに、私の周囲には多くの友人が10日~2週間の辟谷を実践しています。この間、お茶も飲まないので、水のみというハードルは高いです。しかし、彼らが口をそろえて言うには、頭がものすごく冴えて、今まで見えなかったものまで見えてくるようになるとのこと。(幽霊とかそういうのではなくて)夜も3時には目が覚めて、とにかく疲れが残らないそうです。いいな、いいな、私も体験したい!!オートミールの食生活、油を取らない食事、肉を食べない食生活、砂糖を取らない食生活などは体験したことあるのですけど....