「もっと泣いてよフラッパー」再演。華やかでぜいたくな音楽劇
Bunkamura25周年記念「もっと泣いてよフラッパー」を見てきました。「もっと泣いてよフラッパー」は串田和美さんが 1977年に 書いたオリジナル戯曲で、「上海バンスキング」よりも前にオンシアター自由劇場が初めて本格的に取り組んだ音楽劇。この大人気演目が、今年22年ぶりの復活となりました。内容は1920年代の空想のシカゴで繰り広げられるフラッパーたちの唄と踊り、クラブの踊り子、落ち目のギャング、八百長ボクサー、異国の皇太子らそれぞれの恋物語が散りばめられた舞台です。主な配役はこんな感じ。トランク・ジル(踊り子):松たか子旦那アスピリン(黒手組の首領):松尾スズキお天気サラ(踊り子):秋山菜津子青い煙のキリー(踊り子):りょうクリンチ・チャーリー(八百長ボクサー):大東駿介フラポー(ベンジャミンの許婚者):鈴木蘭々月影ギナン(踊り子):太田緑ロランス銀色パパ(銀色ファミリーのボス):串田和美コミ帝国の皇太子:片岡亀蔵シカゴタイムズの新聞記者・ベンジャミン:石丸幹二そして音楽監督は松さんのご主人、佐橋佳幸さん。生演奏、生歌は相当な迫力でした。音楽劇って本当にぜいたくですよね。ちなみにオンシアター自由劇場バージョンではジルを吉田日出子さん、リーサを立木リサさん、フラポーを余貴美子さんが演じていたようです。吉田日出子さんが「もっと泣いてよフラッパー」のCDを出しています。本もありますこちらは「上海バンスキング」のCD。ボーナストラックとして「もっと泣いてよフラッパー」が入ってます。