2月9日は旧正月です
河内のナチュラリスト 健さんのつぶやき 4明日、2月9日は旧正月です。昨年は新暦の1月22日が旧正月でした。したがって去年より今年のほうが春の訪れが遅いのです。農業や漁業になど自然相手の仕事は旧暦で対処しないと間違いを犯すそうです。1、 太陽の運行を基準にした太陽暦2、 月のサイクルを基準にした太陰暦3、 月と太陽の運行の両方を取り入れた太陰太陽暦太陰太陽暦のことを日本では旧暦と言います。自然のリズムはまさに旧暦なのだそうです。太陽暦では地球が太陽の周りを一周するのに365,2425日かかります。太陰暦では月が地球を一周するのに29,53日かかります。掛ける12ヶ月で354.36日その差11日を19年に7回一年を13ヶ月にして調整しています。その閏つきが夏に入るのか?秋に入るのか?によってその年の気候に大きな影響を及ぼすことになります。春の訪れが遅いとか長くて暑い夏などです。この季節感はよく当たっているのだそうです。われわれが知っておかねばならないことはこの暦は何十年も前から分かっているという事です。旧暦の1日は新月、15日か16日は満月です。一般に新月や満月の日は良く釣れるそうです。月の引力が私たちに与える影響は大きいですね。潮の満ちるときに子供が生まれ、干く時に亡くなる。さんごの胞子の放出、魚が群れて受精をするなども潮の満ち干ひきに関係しています。2/6日(日曜日)にはテレビ朝日で冬の新月に伐採した木材は狂わないし、長持ちすると報道していました。今回の参考書「スローライフの知恵ごよみ」 松村賢治著この本によると1991年から2015年の間で新暦と比べて一番早い旧正月は2004年の1/24。一番遅い旧正月は1996年と2015年の2/19日です。なんとお正月の到来が約一ヶ月も違うのですから驚きです。前回の日記で池の写真が添付できてませんでした(駆け出しなもので、もたもたしています)山の上の寒い所ですが梅の花も膨らんできました。