自然の法則って?

2005/09/05(月)14:37

恐怖 オゾン層の破壊

生活(11)

September 2, 2005 eco拓也さんの日記 オゾン層の変化より 以下記事抜粋 どっちなんだろう? 「オゾンホールの最大化」 「オゾン層の回復傾向・・・」と、 逆の調査結果が相次いで報道されていています。 減少か? 増加か? 必ずしも明らかではありませんが、 大気の不安定性、オゾン層破壊物質の長期的な影響、 回復するにしても数十年かかると考えられていることなど・・・ 長期的に見守る必要がありそうです。 に触発されて、本日はオゾン層の保護について まずは簡単にエコキッズ、かんきょうはくぶつかん、大気から オゾン層(そう)のはかい ■オゾン層(そう)ってなに?  地球をとりかこむ大気の中に、「オゾン」という気体が集まった大気の層(そう)があります。 オゾン層(そう)は、生き物に害(がい)のある、太陽の紫外線(しがいせん)をきゅうしゅうしてくれます。 ところが、このオゾン層(そう)が、どんどんうすくなっているのです。 ■どうしてオゾン層(そう)がこわれるの?  「フロン」というぶっしつが原因です。 フロンはとてもべんりなぶっしつで、れいぞうこやエアコン、スプレー材など、とてもたくさんのものに使われてきました。 ところが、空気の中に出てきたフロンは、オゾン層までのぼっていき、オゾン層をこわしてしまうことがわかったのです。 ■オゾン層(そう)がこわれるとどうなるの?  地上にとどく紫外線(しがいせん)がふえてしまいます。 紫外線(しがいせん)をたくさんあびると、ひふがんや、白内障(はくないしょう)という目の病気にかかりやすくなります。 農作物ができる量も少なくなるといわれています。 ■フロンはまだ使っているの?  国際的な条約(じょうやく)(1987年の「モントリール議定書(ぎていしょ)」)で、フロンを作るのはやめることが決まりました。 でも、空気の中に出てきたフロンは、何年も時間をかけてオゾン層にたどりつくので、フロンを作るのをやめても、すぐにオゾン層がもとにもどるわけではありません。 詳細にヴァーチャルグローブ、オゾン層の破壊より フロンによるオゾン層破壊のメカニズム オゾン層を破壊するのは、炭素、フッ素のほかに塩素を含むクロロフルオロカーボンとよばれるフロンです。 化学的に安定した物質であるため、大気中に放出されたあとほとんど分解されることなく上空の成層圏に達します。 ここで太陽からの強い紫外線によって分解されますが、その時塩素原子を遊離します。 この塩素原子の遊離が、オゾン層破壊の反応を次々と連鎖的につくり出すのです。 塩素(Cl)は図のような反応経路でオゾン(O3)を破壊していきます。 Cl+O3→ClO+O ClO+O→Cl+O2 この反応は、Clがメタンと結びつき(Cl+CH4→HCl+CH3)、ClがHClとなることで終結すると考えられます。 HOCl、ClONO2も同様な連鎖反応を示します。 こうしてClは次々とオゾン破壊の反応をおこし、多数のオゾン分子が破壊されていくのです。 塩素原子1個につき、数万~10万分子のオゾンが消滅するともいわれています。 オゾン層破壊がもたらす悪影響 人体への深刻な影響 太陽の光は、地上の生物にとって不可欠な大切な恵みです。 しかし、より波長の短いUV-B領域の紫外線の増加は、ごくわずかであっても人体に深刻な影響を与えます。 たとえば、白内障という目の病気や免疫機能の低下、そして皮膚がんの増加などです。 なかでも皮膚がんの増加は、もっとも問題視されています。 オゾンが1%減少すると、皮膚がんは2%増加するといわれるほどです。 こうした皮膚がんの増加は、紫外線の照射によって表皮細胞の遺伝子が損傷を受けるためだと考えられます。 皮膚にはメラニン色素があって紫外線を吸収し、遺伝子にまで到達するのをある程度防いでいます。 そのため、メラニン色素を多くもつ黒色人種より、白色人種の方が皮膚がんにかかりやすいといえるでしょう。 農作物への被害 植物は太陽の光を利用して光合成を行っています。 しかし、紫外線の増加、とくにUV-Bの増加は多くの植物の生長を阻害することがわかっています。 植物の場合、その種類によって影響は大きく異なりますが、紫外線が20%増えると農作物の収穫量は20%減るともいわれています。 とくに大豆は紫外線の影響を受けやすく、収穫が激減する可能性が示唆されています。 水中生物への被害 紫外線は水中深くまでは届きませんが、水面近くの小魚やプランクトンは被害を受けやすく、すでに多くが死滅しているという報告がなされています。 こうした生物の減少は、それを餌にして生息している大きな魚や鳥などに影響を与え、生態系を狂わすという結果をまねくことになるでしょう 静岡県 環境学習データバンクより オゾン層破壊物質の種類 ●フロン フロンとは、炭素、フッ素、塩素、水素の化合物の総称であり、電子部品等の洗浄剤、エアコン等の冷媒、断熱材を製造する時に使用する発泡剤等に使用されています。 フロンには、オゾン層を破壊する力の強いCFC(クロロフルオロカーボン)やその代替物質でオゾン層を破壊する力の弱いHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)、オゾン層を破壊しないHFC(ハイドロフルオロカーボン)があります。 また、CFC、HCFC、HFCは、二酸化炭素の1300倍~8500倍の温室効果があります。 ●その他の物質  オゾン層を破壊する物質には、このほか、消火剤として使用されるハロンや、土壌くん蒸や検疫くん蒸に使用される臭化メチル等があります。 ●身近で使われるフロン 私達にできること 私にもできることby北野大先生 オゾン層を破壊するフロンは使用できなくなり、代替フロンへの切り替えが進んでいます。 とはいっても、代替フロンの使用が順調に進んでいない部分もあります。 また、私たちがすでに使っている製品の中に、まだフロンが残っており、廃棄するときにそれが排出されてしまう可能性もあります。 オゾン層を守るために、まず、私たちの身のまわりでフロンがどのように使われているかを考えてみましょう。 フロンが使われている身近な製品には、冷蔵庫、ルームエアコン、自動車のエアコン、スプレー、マットレスやソファーのウレタンなどがあります。 これらの中に、まだフロンが使われている場合には、廃棄の際にメーカーや廃棄業者と相談してみましょう。 ネットワーク『地球村』 より できることから始めましょう~♪ 一人の市民としてできることはたくさんあります。こどもたちのためにもできることから始めてみましょう。 ・ 冷蔵庫やエアコンは買い替えの時にはフロン回収の手続をし、ノンフロン冷蔵庫を買う ・ ジュースの自販機は使わないようにする ・ 紫外線対策を心がけよう(帽子、長袖、ローション、サングラス) ・ 小学校や公園のプールや遊具などにテントをつけるなど紫外線対策をするよう学校や役所に働きかけよう ・ 紫外線情報(警報や指数)を出すよう新聞社、放送局に意思表示しよう もっと詳しく知りたいぞ~とゆう方に 環境省の以下のパンフレットが、おススメです。  「オゾン層ってどうなってるの?」 (平成17年7月)  「オゾン層を守ろう」 (平成15年9月)

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