|
カテゴリ:シンガポール
世界に、オオトカゲの仲間は30種類ほどいるそうです。
特に有名なのは「世界最大のトカゲ」と言われる、コモド島に棲むコモドドラゴンですが シンガポールのあちこちで普通に見られるミズオオトカゲ(マラヤン・ウォーター・モニター)も2.5メートルにもなり、コモドドラゴンより大きい子もいます。 でも、気が優しくて?戦うより逃げるタイプなので 全然危険はありません。 一度だけ、スンゲイブローの湿地帯自然保護区で の~んびり寝そべっているところに近づくことができ 思わず背中をなでた次男が 強靭なしっぽではたかれちゃったことはありましたが(笑) ![]() 森、マングローブ、公園、畑、時には住宅街でも遭遇しますが たいていは、川や池、海などの水の近くで暮しています。 晴れた暑い日には、ひなたぼっこをしているところをよく見かけます。 が、人が近付いてきたのに気が付くと大急ぎで水の中に逃げてしまいます。 両手を体にぴったりくっつけて、しっぽをくねらせて泳ぐすがたは、 とってもかわいい~~。 抱き合っているように見えますが、雄同士の戦いのようです。 ![]() ![]() ![]() ワニと同じように食べ物を丸呑みするんだけど、大きな魚は手ごわくて、休み休みのお食事中・・。 シンガポールの森には、これとよく似たクラウディッド・モニターも棲んでいます。 こちらは1メートルほどとやや小型で、落ち葉の中の昆虫や小さな動物を食べます。 このトカゲも、自然保護区まで行かなくても 日本人小学校の裏にあるクレメンティ・ウッズ・パークで何度も会えました。 ![]() ◆ ミズオオトカゲ ☆ マメ知識 ◆ ■日本名 ミズオオトカゲ ■英 名 Water Monitor(ウォーター・モニター) ■分 類 爬虫類 有鱗目トカゲ亜目 オオトカゲ科 ■学 名 Varanus salvator ■分 布 インド~インドシナ、中国南部 マレー半島、インドネシア、フィリピン ■全 長 約200cm ■生 態 昼行性 水辺やマングローブ林、人家近くにも生息。 水によく入り、泳ぎや潜水も上手い。 ツメが鋭く、地面に深い穴を掘って巣穴にしたり木に登ったりする。 1回に15個程の卵を地面やシロアリの巣の中に産む。 ■食 性 肉食性 小型哺乳類、鳥、爬虫類、両生類、魚、昆虫、甲殻類の他 動物の卵や腐肉(動物の死体)を食べる。 ■人間との関係 食用や皮製品の原料として捕獲されることがある。 皮目的の乱獲により生息数は減少。 ペットとして流通することもあるが、 大型で力が強いため、飼育には大型で頑丈なケージが必要。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[シンガポール] カテゴリの最新記事
|