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テーマ:日々自然観察(9859)
カテゴリ:自然
さてさて
久しぶりにお会いできた 今なお日本に現存するお殿様、トノサマバッタ。 トノサマバッタ 大きい~ posted by (C)かほ(*^-^*) トノサマバッタは 日本で一番大きいバッタ。 せっかくだから、ちょっとお勉強(笑) トノサマバッタの感覚器、見てみましょ。 トノサマバッタの顔 posted by (C)かほ(*^-^*) 黒いつぶらな瞳は 動くものや色を感じる複眼。 左右の触角の付け根の上と 顔の真ん中には 光を感じる単眼があって トノサマバッタのお目めは5つ。 触角はにおいなどを感じる大切な感覚器官で 一般に 昼行性のバッタは視覚を頼りに生活するから 複眼が大きくて視力がいいかわりに、触角は短い。 夜行性のバッタのなかまは 複眼が小さいかわりに、長~い触角を持ってる。 トノサマバッタは昼行性だから 大きな眼をして触角は短い。 で お顔を見る限り、耳らしいものは無し。 トノサマバッタの耳は・・こ~んなところに。 トノサマバッタの耳 posted by (C)かほ(*^-^*) 今回会えた子は 頭、胸、後脚が鮮やかな緑色をした 「緑色型」といわれるタイプだけど トノサマバッタには色違いも(笑) この子のような緑色型から 全身褐色の褐色型 もっと色の暗い黒色型まで 幼虫時代に育った環境によって その場所にふさわしい保護色をまとった成虫になる。 最近では、真っ黒黒のトノサマバッタも見つかったとか。 「トノサマ」よろい真っ黒 大洲で発見(47NEWSホッとニュースより) この殿様 仮面ライダーのモデルになったというだけあって(?) 体色だけでなく 姿かたちも変身する。 私達になじみが深いのは 明るい草原で悠々自適に単独生活をしているトノサマバッタで 「単独相」と呼ばれるタイプ。 大量発生して 幼虫時代に高密度を体験すると 脱皮を繰り返すうちに 姿かたちや色、性質、行動、繁殖力まで変わってくるんだって。 で、そのタイプを「群生相」と呼んで区別。 群生相へと変身したトノサマバッタはどうなるか? 自然の驚異・・それから、脅威。 自然にはほんとに不思議なことが起こるもんですねー。 続きは次回に(^0^)/~~ ◆ランキング参加中。ポチッとクリックして下さったらうれしいな(*^-^*)
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