2006/01/13(金)00:14
ビデオ『ロードランナーと猫』~我が家の裏庭ビオトープ
我が家の裏庭にグレート・ロードランナーが訪れました。尻尾なし、根性なしの愛猫ブチョロス君は、この訪問者に興味津々な様子ですが、ご心配なく。ロードランナーは頑丈で鋭いくちばしを持っており、我が家のへたれ家猫ごときには負けません。
ロードランナー(道の走者)は、短い距離や高さなら飛躍は出来るものの、空を自由に飛翔することは出来ない鳥ですが、名前の通り地面を驚異的なスピードで走ることが出来ます。縄張り意識が強く、一度定着するとその地域に定住するのですが、どうやら縄張りが広範囲なようで、我が家には時たましか訪れてくれません。ただ、我が家の裏庭には好物のトカゲが沢山いて、結構長い時間留まってくれるのでじっくり観察することが出来ます。
トカゲ以外にもガラガラ蛇(毒蛇)とかも好物で、しかも噛まずに飲み込むので、時たまトカゲや蛇の尻尾がクチバシから覗いていることもあります。ガラガラ蛇を狙う(ことが出来る)数少ない動物の一種でもあります。というのはガラガラ蛇を襲うことによって、命を落とす可能性があるからですが、ロードランナーは動きがあまりにすばやく、噛まれる前に獲物を速攻攻撃してしまうのです。我が家の甘ちゃん飼い猫が勝てない所以です。庭のヤシの木にモッキンバードが巣を作りヒナを育てていたのですが、その巣を荒らしてヒナを巣から落っことしてしまったという経歴もあり、我が家の裏庭ビオトープでの階層は、結構高い地位にいます。
“一夫一婦主義”なのですが、つがいで行動することはあまりなく、いつも一羽で登場します。
ちなみに、ロードランナーはルーニー・テューンズのアニメにも登場しています。ものすごい勢いでコヨーテさえもを尻目に"beep-beep"と音を立てて駆けずりまわる、大胆不敵なあの鳥です。もっとも本物の鳴き声は"beep-beep"ではなくて、"coooos"(クゥー)という感じに近いのですけれど。
英語で書くと本物のロードランナーはroadrunnerと一語なのですが、ルーニーに登場する方は固有名詞なので大文字を使い、しかもロードとランナーを分けて、Road Runnerと表記します。
先にブチョロス君が庭でお昼寝していたところに、からかうように現れたロードランナー君。アニメで描かれている大胆不敵さは、あまり誇張ではないかもしれません。
【動画】
動画も一緒に投稿したのですが、なぜか反映されません。投稿の反映が遅れているそうなので、そのためでしょうか?気長に待ちます。