2006/02/07(火)05:16
第一次Niko-Cano大戦勃発中
実は私もデジスコを始めようと思っているのですが、ここに訪れて下さっている方々のブログで打ち明けてもいますが、手持ちのフィールド・スコープとデジカメが繋げられない機種同士だということがわかり、どちらかを買い換える決心をしました。が、買い換えるなら、機能もシンプルであまり流行り廃れのないスコープより、やっぱり刻一刻技術進化しているデジカメの方かなと思い、早速機種特定のため情報収集を始めました。皆様のご意見を広く募っておりますので宜しくお願い致します。
そうしたら早速こちらで日記リンクさせていただいている野鳥大好きさんからこんなメッセージを頂戴いたしました(野鳥大好きさん、勝手に発言を引用してすみません。問題だったらお知らせ下さい)。
>わたくしはNikonの回し者ではないのですが、
>Nikonよいですよー、やっぱり。Nikonどうですかあ?
野鳥大好きさんのサイト見て、Nikon派だということが一目瞭然だったので、そうくると思ってました(爆)!
自然観察をする人たちは同時に写真愛好家の人も多いのは皆さんご存知の通り。自然観察会に参加すると、プロやアマの写真家さん達とご一緒することが良くあります。
実は私の知っている自然を撮っているアメリカのフォトグラファー達は、プロ、アマを問わず、大体Nikon(米国では「ナイコン」と発音)派とCanon派に分かれていて、年中どっちがいいか仁義なきバトルを繰り返しているんです。というのはちょっと大袈裟ですけど、お互いそれぞれライバル心が強く、年中自慢ごっこをしていて、下手すると自然観察するよりこちらの自慢劇を見ている方が面白いことが良くあります。
自然観察って時には自然現象や野生動物を現れるのをひたすら待つことがあって、「忍耐」が試されます。一人なら読書をしたりするのですが、仲間がいるとお喋りしたり、情報交換したり、うたた寝したり(寝ていても仲間がいればお目当てが登場したらちゃんと誰かが起こしてくれるから大丈夫)して時間を過すのですが、「Nikon対Canon戦争」は特に時間の流れがとてつもなくゆっくり感じられる時にタイミングよく勃発してくれるので(ただ単につまらないから発生するという噂も・・・)余計に面白いのです。読書が全然出来ないよ~!
Nikon派でもCanon派でもない人は蚊帳の外。何ででしょうね。
前は他にも、スライド・フィルムは「コダックかフジか?闘争」なんてのもありました。
私はこのブログの題でわかるように、インタープリターというかナチュラリストを目指しているので、自然解説の手段として写真やビデオを撮るけれど、厳密にはアマチュア写真家ではありません。でも、NikonもCanonも日本の企業なので、日本人の私を見ると、米国人フォトグラファー達は私がどっちのカメラの方が優秀との采配を下すのか、彼らが知らない日本でのそれぞれのカメラの評価を聞けるのではないかと、とっても興味津々なようです。でもそんな好奇の目の中「カメラ何使ってるの?」とか聞かれると、私はおもむろにコダックのシングル・ユース・カメラ(注1)とかソニーのビデオカメラとかをバッグから取り出したりするから、「何だよ、お前~!」と、時には大受け、時にはドッ白け状態になります。
それでは、野鳥大好きさんがNikonをお薦め下さったので、Canon派(それ以外でも○)の方のご意見お待ちしておりま~す!
それにしても平和を尊ぶ私にしてはかなり刺激的なタイトルだな~。「ネコ科の」みたいに「ニコ・キャノ」と発音して下さいね。(←ただ単に猫が好きだから)(=^・^=)
注1 レンズ付きフィルム、いわゆる使い捨て可能(disposable)カメラ。レンズや本体を再利用とリサイクルしているから“使い捨て”という表現を使うと製造しているメーカーの社会責任的に対するイメージが悪くなるし、その製品の本質を表現しきれていないからと、アメリカでは「再利用可能(reusable)カメラ」とか「シングル・ユース・カメラ」という表現を使っています。日本も最近はそうなのかな?